【2025年12月 更新】「信用買い残が多いと、株価はどこまで下がるのか?」
この記事は2020年のコロナショック時の記録ですが、今まさに急落銘柄で起きている「需給悪化のメカニズム」と全く同じです。当時の阿鼻叫喚から学ぶ、暴落相場で生き残るための「現物投資の鉄則」を再掲します。
月曜日が来るのが怖くてたまりません。ニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念に加え、急速に原油安が進んだことで、NYダウの終値は前日比↘913$安の19,173$になりました。トランプが大統領に就任した時の終値を下回り、株高が続いた「トランプ相場」が終わりました。ダウ先物のロングポジションが強制ロスカット(強制損切)で終わった投資家も少なからずいるでしょう。
※こうした歴史的暴落を乗り越えてきた筆者の全期間の実績(2019年〜)はこちら。
もうこれで、週明けの日本の株式市場も超絶必至です。週明けのブラックマンデーを見据えてか?VIX指数は爆上(S高)の確変モードになっています。参考:ETF 国際のETF VIX短期先物指数【1552】↓

これで、いくら日銀がETFを買い増ししても、日経平均は15,000円台には落ちるでしょう。日経リンク債で多額の玉がノックインし、月曜日は死の宣告を受ける投資家があとを絶たない状況になるような気がします。株式個別銘柄でも信用買い残が増えており、これらのストップロスを巻き込み、月曜日の日本市場は超絶の絶叫マシーンと化すでしょう。
勿論、私の含み損も更に拡大することが予想されますが、ここまでくれば、強制的な市場からの撤退さえなければ、また一から出直せるという意識改革が必要です。この壮絶なパニック相場では死なないことが大命題であり、何よりも優先させなければならないことです。よって、月曜日は、余裕資金で現物取引している投資家は高見の見物と開き直るしかありません。この大暴落相場をいまさら嘆いてもしかたありません。
やまない雨はありません。下がり続ける相場もありません。いつか晴れる日がやって来ます。まさに「辛抱する木に金がなる」です。
こういう大暴落のパニック相場になると、えてして、外野からは「損切しないとこうなる」的な傍観者特有の投稿が増えてくるみたいですが、それはある局面での結果だけを見て言っている評論家的な意見であり、まったく参考にならないと私は思っています。損切して、相場が激下がりするまで次を買わないのであればそれも当てはまるでしょうが、現実的には損切りしても次の損切発生リスクが高まり、結果的に「損切貧乏」となる可能性も大いにあるでしょう。つまり、現物取引では「狼狽売りによる損切はしない」、これが正しい答えだと確信します。勿論、先物や信用取引では積極的な損切を推奨します。
さて一方で、これから株式投資を始めようと考えている人にとっては、歴史的な大暴落相場であり、絶好の買い場と捉えることができるでしょう。投資の先人達の阿鼻叫喚する悲鳴を反面教師とし、株式投資は「現物取引」に限定し、初心者は「信用取引」に手を出さないようにしましょう。致命傷を負うリスクが高まりますので、信用取引はくれぐれも慎重に…。
さあ、神戸港周辺の綺麗な夜景、穏やかな海を見て気分を落ち着かせましょう↓

読者の皆様、来週からの株式相場、期待を捨てずに頑張りましょう!