週明けから含み損が拡大し、意気消沈する場面もありましたが、冷静に振り返れば「最悪の事態」は回避できていたと感じています。それは、かつて保有していた中国ADR銘柄を、事前に損切り(撤退)していたからです。
中国の配車サービス最大手「ディディ(DIDI)」のニューヨーク証券取引所からの撤退発表、そしてアリババ(BABA)の暴落。現在の中国株を取り巻く状況は、まさに「雪崩」の状態です。
特にディディに関しては、上場直後の国家安全保障を理由としたアプリ停止命令など、習近平指導部による規制強化の直撃を受けました。時価総額7兆円規模の企業がこれほど短期間で崩壊する様は、まさに「カントリーリスク」の恐ろしさを物語っています。
【投資の哲学】端くれ投資家が誓う「三大タブー」
今回の経験を経て、私は自分の中に強い「規律」を刻みました。以下の3つのジャンルには、原則として二度と手を出さないと誓います。
| ジャンル | 避けるべき理由 |
|---|---|
| 公募割れしたIPO | 需給が悪く、上値が重い。負け戦になる確率が極めて高い。 |
| トルコリラ | 通貨価値の安定が見込めず、底なし沼に陥るリスクがある。 |
| 中国個別株(ADR) | 企業努力ではどうにもならない「政治リスク」が大きすぎる。 |
「損して得を取る」という言葉がありますが、今回の大損を免れた判断は、将来の利益を守るための大きな一歩でした。現在は米国株のインテル【INTC】とオートマティック・データ・プロセッシング【ADP】の2銘柄に絞り、規律ある運用を続けています。
さて、本日(2021年12月6日)の日経平均は102円安の27,927円。オミクロン株への警戒感から一進一退の攻防が続いています。マスコミの過剰な煽りに惑わされず、冷静なデータが出るのを待ちたいと思います。
相場は常に「想定外」が起きます。だからこそ、自分のルールを守ること。今週も前を向いていきましょう!