相場には、長く暗いトンネルを抜けた瞬間に、一気に景色が黄金色に変わる瞬間があります。2022年3月、私はまさにその「確変モード」の渦中にいました。米国株の▲100万円という絶望から、NTTへの集中投資で一気に「爆益」へと突き抜けた、あの大逆転の記録を振り返ります。
資産130万円増。経験したことのない「確変」の景色
2022年3月23日。期末配当に向けた買いが加速し、全体の評価益は一気に+1,329,239円まで膨らみました。数日前までの悲鳴が嘘のような、猛烈な上昇トレンドです。1日で資産が45万円も跳ね上がる。この「加速」こそが、リスクを取って相場にしがみつき続けた者だけが受け取れる報酬だと確信した瞬間でした。
日本株「全銘柄プラ転」という奇跡
長らく株式投資をしていますが、保有する日本株すべてがプラスになるという経験は初めてでした。唯一の懸念だったメルカリも反発し、8銘柄すべてが「含み益」という、まさに満開の景色が広がっていました。アプリの使い勝手は最高ながら、株価では長らく苦労させられたメルカリがプラスに転じた時、ようやく一つの「答え」に辿り着いた気がしました。
米国株(ひな株USA)も海面下から急浮上
一時期、含み損が▲100万円を超え、連日連夜の悲鳴を上げていた米国株市場も、上昇する時は脱兎の如き速さでした。勢いに任せて買い下げたネットフリックスはまだ傷が深いものの、AmazonやGoogleが力強く牽引し、ようやく海面が見えてきた感覚です。深夜に目を腫らしながらチャートと向き合っていたあの孤独な時間が、ようやく報われ始めました。
命がけの「NTT」3,500株が叩き出した130万円
この大逆転劇の主役は、間違いなく日本電信電話(9432)でした。落ちるナイフを素手で掴みに行くように集めた3,500株。日々金利を払いながら、身の丈以上のポジションを維持し続けた執念が、NTT単体で+130万円の含み益を叩き出しました。20万円以上の配当金も見込める状況となり、まさにリスクを背負って戦った者だけが掴める、桜の季節の贈り物でした。
結びに:2026年を目前に、改めて「桜の開花」を待つ
2022年のこの時、私は「数日で1年分の利益を上げる」という相場の凄みを体験しました。当時の日記には「ようやく桜の開花が始まった」と記されています。2025年の大晦日、日経平均5万円という未踏の地平で2026年を迎えようとしている今、改めてこの時の記憶を噛み締めています。地獄を知り、耐え抜いた者だけが、満開の桜を心から愛でることができる。新しい年の相場も、その瞬間を信じて、一歩ずつ機動的に歩んでいきます。