日経平均株価は5日続伸。終値は38,062円となり、前日比で1,336円(3.6%)もの大幅な上昇を見せました。夏枯れ相場と言われるこの時期に、上げ幅が今年2番目の大きさを記録したのは驚きです。米国株の堅調さに加え、ドル円が一時149円台まで戻したことが、株式市場にとって強い追い風となりました。
7月の史上最高値から8月5日の歴史的な暴落(植田ショック)を経て、ようやく「半値戻し」の水準まで回復しました。ここから再び上昇気流に乗るのか、それとも戻り売りに押されるのか。まさに今後の相場展開を占う分水嶺(ぶんすいれい)と言えるでしょう。
大荒れ相場での死闘。利益確定113万円と残された含み損
7月1日から8月16日までの私の取引は、全力買いと売りが交錯する極めて慌ただしい展開となりました。結果として、この大混乱の中で1,139,940円の利益確定を達成しています。数字だけを見れば大儲けしたように映るかもしれませんが、現実はそう甘くありません。
現在、ポートフォリオには▲848,800円の含み損が横たわっています。トータルではプラスを維持していますが、大暴落の爪痕は深く、まさに「死闘」と呼ぶにふさわしい状況です。しかし、あのパニック相場を生き残り、まずまずの成績を残せていることは、一介の端くれ投資家として自信を持って良いと感じています。
個別銘柄の明暗。AVILEN(5591)の危機と規律
保有銘柄も少しずつ戻りを見せていますが、AVILEN(5591)が深刻な事態に陥っています。ここだけで約50万円のマイナス、株価はほぼ半値まで叩き売られています。投資の世界には「半値八掛二割引」という言葉がありますが、そこまで下がるようなら迷わず引導を渡す(損切りする)覚悟です。以下は、本日の前日比データです。
現在、以下の5銘柄をホールドし、反撃の機会を伺っています。
- ソラコム(147A) 500株
- PKSHA Technology(3993) 100株
- ABEJA(5574) 100株
- AVILEN(5591) 500株
- NIPPON EXPRESS HD(9147) 400株
新NISAの現実。積立よりも個別株が優る瞬間
2024年1月から毎月10万円を積み立てている新NISA(つみたて投資枠)ですが、ようやくプラ転し、+2,337円まで息を吹き返しました。最大7万円あった含み益が消失し、元の水準に戻るにはまだ時間がかかりそうです。この荒相場においては、インデックスの積立よりも、特定の個別銘柄に狙いを定めた投資の方が、今のところは良いパフォーマンスを出せています。
投資家の日常。ザ・プリンス パークタワー東京とグリーン車の思索
今夏のお盆は東京で過ごしました。滞在したのはザ・プリンス パークタワー東京。ここの魅力は何と言っても、遮るもののない至近距離で望む東京タワーの圧倒的な存在感です。ラウンジでのひととき、案内では「東京タワー側の席は+2,000円」とのことでしたが、明細を見ると請求されておらず。宿泊者特典なのか、あるいはスマートに「部屋付で」と通したことが効いたのか。相場での2,000円は誤差ですが、日常の2,000円にふと意識が向くのも、また投資家らしい感覚かもしれません。
帰路、のぞみのグリーン車に身を預けながら考えを巡らせました。かつてのグリーン車は選ばれた層の「聖域」でしたが、今はその境界も曖昧になりつつあります。それでも、深いリクライニングが約束する静寂は、戦場のような相場から解放される唯一無二の場所。配られる紙おしぼりのサービスも、実はJRが車内の秩序を守るための洗練された儀式なのかもしれない……。そんな思索に耽りながら、うとうとと微睡む移動時間は、次なる航海に向けた最高の充電となりました。
岸田総理の不出馬表明という皮肉な追い風もあり、日経平均は戻りを見せています。この「夏枯れ相場」を乗り越え、さらなる暴落がないことを願いつつ、慎重に舵取りを続けていきます。勝てば官軍です。
100万から1,000万へ。そして1,600万の現在地から2,000万へ