100万から1,000万へ。そして1,600万の現在地から2,000万へ
足先から這い上がる痺れ。需給の残酷な真実を刻む一日
端くれ投資家です。ああ、、悶絶。まさに血の気が引くような火曜日となりました。日経平均は4日続落、含み損は膨らみ、期待を込めてエントリーした銘柄が節目の防衛線をあっけなく突破される。規律を重んじる身としても、この地合いは「悶絶」の一言に尽きます。
フィジカルAIの誤算。ソフトバンクグループ(9984)節目の4,000円割れ
もっとも痛恨なのは、いきまいて買ったソフトバンクグループ(9984)です。孫正義会長の「次はフィジカルAIだ」という言霊を信じ、現実世界とAIが融合する未来を買いにいきましたが、結果は完全なる裏目。心理的節目であった4,000円の強力なサポートラインを割り込み、終値は3,851円。買値から約10%のダウンという「撃沈」の二文字に相応しい結果となりました。
そして、今日の終値時点では、全保有銘柄の評価損益が▲60,400円超。しかし、夜間PTSでソフトバンクグループがさらに掘り下げ、2%安の3,774円をつけたのを見て、私は動きました。3,773円で100株を指値し、18時26分に約定。これで合計200株体制。ここが「底値」であると、私は確信しています。市場が孫会長のビジョンを疑う時こそ、規律ある逆張りが報われると信じるしかありません。
孫会長を無視し、高市総理に踊る。需給が示す「言葉の重み」
今回、痛烈に感じたのは市場の冷徹な需給バランス、そして「誰の言葉に金が動くか」という残酷な現実です。あれほどのカリスマ、孫会長が掲げた「フィジカルAI」という壮大な未来図には一向に反応しない株価が、一国の総理大臣の言葉にはこれほどまでに敏感に、そして暴力的に反応する。この差こそが、今の日本市場を支配する需給の正体です。
昨夕の記者会見で高市総理が、エネルギー安全保障の鍵として「ペロブスカイト太陽電池」の普及に具体的に触れた瞬間、市場の視線は一変しました。私が目をつけていた伊勢化学工業(4107)は、その主材料であるヨウ素で世界シェアを握る国策関連の筆頭。本日、+6.56%(+360円)の5,840円と大幅高を見せました。テックの巨人が描く10年後の未来より、政治家が語る直近の国策。この需給の優先順位を読み切れなかった自分が悔しくてなりません。
主要保有銘柄の現状分析:AIと電力に突き刺さる逆風
現在の保有ポートフォリオには、市場の冷え込みが顕著に表れています。銘柄別の現状を分析し、明日の戦略を練ります。
- PKSHA(3993) & サイバーSOL(436A):AIセクターへの資金流入が完全に止まっています。サイバーSOLは本日久々の白星(+11,000円)ですが、焼け石に水。PKSHAも夜間PTSでさらに1〜2%下げており、腹痛が止まりません。
- 東京電力HD(9501) & 中部電力(9502):国策のスポットライトが「ペロブスカイト」などの新エネルギーに向いた反面、既存電力株からは資金が流出。夜間PTSでも続落しており、地合いの悪さを痛感します。
- タイミー(215A) & 太陽誘電(6976):唯一、太陽誘電が+64,600円と気を吐いていますが、全体の下落圧力を押し返すには至りません。
【2026年1月20日 18:43】最新ポートフォリオ(夜間PTS反映後)
| 銘柄 (コード) | 保有数 | 取得単価 | 現在値 | 評価損益 |
|---|---|---|---|---|
| タイミー (215A) | 400 | 1,393 | 1,409 | +6,400 |
| PKSHA (3993) | 200 | 3,570 | 3,450 | -24,000 |
| サイバーSOL (436A) | 1,000 | 1,377 | 1,333 | -44,000 |
| 太陽誘電 (6976) | 200 | 3,227 | 3,550 | +64,600 |
| 東電力HD (9501) | 600 | 714 | 685.5 | -17,100 |
| 中部電力 (9502) | 200 | 2,234 | 2,212.5 | -4,300 |
| ソフトバンクG (9984) | 200 | 4,022 | 3,851 | -34,200 |
評価額合計: 4,920,600円 / 評価損益合計: -52,600円
グリーンランド発の地政学リスク。日経平均592円安の深淵
今日の日経平均は234円安の53,348円で続落して寄付きました。前日の米国市場が休場の中、トランプ米大統領のグリーンランド取得を巡る強硬姿勢が米欧対立を呼び起こし、欧州株が軟調に。その煽りを受けた日本市場はリスクオフの波に呑まれました。後場も軟調で、最終的には592円安の52,991円で4日続落となりました。
18時40分時点の日経先物は、日中から通算で1,200円近い下げを見せています。高市総理が「私が総理で良いのかを問う選挙」と踏み込んだことが、逆に不透明感を強めてしまったのでしょうか。今晩の米国市場、ネットフリックス(NFLX)決算やワーナーブラザース(WBD)の買収交渉が、この暗転した需給を救う契機になるか。嵐の去るのを待ち、規律を研ぎ澄ませます。