選挙の結果を受けて、市場は爆上げ。私の保有銘柄も明暗が分かれる「まちまち」な展開となりました。
日経平均が史上最高値を更新し、お祭り騒ぎとなる中で、期待していたPKSHA Technology(3993)はまさかの下落。なに???一体どうなっているのでしょうか?
かつて、こんな期待を寄せる記事もありました。安野氏の躍進はPKSHAにとって強力な追い風となるはずだったのですが……。
安野氏はAIエンジニアとして複数のIT企業の立ち上げに携わるなど、デジタル分野のスペシャリストとして知られる。議席増を実現すれば、行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)ともかかわりを深めていくことが予想される。また、政治とカネの問題をめぐっても、政治資金の流れを1円単位で可視化するウエブサイトを公開した。関連銘柄としては、PKSHA Technology<3993.T>が有力。
評価損益:▲141,160 円
評価損益率:▲2.74%
【全体相場】自民党「大勝」と日経平均56,363円の史上最高値
日経平均は876円高の55,130円と大幅続伸で寄付きました。前日8日に衆議院選挙の投開票が行われ、与党・自民党が歴史的な圧勝となり、政権基盤の安定により政策推進力が増すとの見方が買いを呼びました。序盤から大きく上昇した日経平均は9時22分に3,083円高の57,337円で本日の高値をつけました。57,000円を超える水準とあって、利益確定の売りが出たものの、最高値圏で推移した日経平均は2,410円高の56,663円で前引けとなりました。
後場も56,500円近辺で伸び悩みましたが、最終的に2,110円高の56,363円と史上最高値を更新し取引を終えました。衆院選にて自民党が圧勝したほか、先週末の米国株高もあり日本市場は大幅高となりました。日経平均は上げ幅2,110円(3.9%)高となりましたが、急激な上昇から明日は利益確定の売りが出る可能性があるでしょう。
個別銘柄分析:太陽誘電の10%爆騰とSBGのAI旋風
太陽誘電(6976):通期上方修正で+10.47%のロケット上昇
大幅高。通期最終益を上方修正し、3Q累計は55%増。評価額は前日比で+74,000円と、まさに本日のエースです。
ソフトバンクG(9984):AI関連の買いが炸裂し+6.30%
大幅高。米ハイテク株高と衆院選結果を好感。評価額は+50,400円の上昇。高市政権のAI推進策を織り込む動きが見られます。
その他の保有銘柄たちの現在地
- サイバーSOL(436A):評価額+20,000円(+1.68%)。堅実な動き。
- 中部電力(9502):+2.06%。政権安定による電力政策への期待。
- 東電力HD(9501):+0.41%。小幅ながらもプラス。
- タイミー(215A):+0.97%(+5,200円)。地味ながら前進。
【考察】全面高の水面下で進む「AI相場の変質」とPKSHA
自民「大勝」の全面高の中で注意すべきことは何でしょうか。SBI証券のニュースによれば、高市首相率いる自民党が316議席を獲得したことで、政策の実行スピードは加速します。しかし、相場の水面下では変質が進んでいる可能性があります。
「SaaSの死」とAIによる市場侵食の警戒
多くの投資家が「AIテーマの株高は行き過ぎではないか」という警戒感を抱いています。より気を付けるべきは「AIが既存市場から奪う市場規模が過小評価されている可能性」です。米国市場で一部「SaaSの死」が警戒されていますが、ソフトウェア企業が提供してきた機能の一部がAIに代替されるケースは無視できません。
逆走するPKSHA Technology(3993)
全面高の中で▲0.47%(▲2,600円)の下落。安野氏の活躍という期待材料を打ち消すほどの「AI代替への警戒」が働いているのか、あるいは単なる利益確定か。企業から発信される「変化の兆し」には十分注意が必要な局面です。
結論:史上最高値圏での「端くれ流」生存戦略
日経平均株価は、安定した高市政権を前提とした一段上のレンジに移行した可能性があります。半面、予想PERが20倍を超えてきたことで、日経平均が6万円まで上昇するには多少時間が必要かもしれません。
折しも2月第2週は2025年10〜12月期の決算発表がピーク。太陽誘電のような「実利」を伴う上昇か、それとも期待先行か。企業から発信される一字一句を読み解き、この史上最高値圏での航海を冷静に続けたいと思います。