2026年2月12日の夜、私はこの場所で「余は満足じゃ〜」と高らかに宣言しました。昨夜は叙々苑の極上焼肉を噛み締め、含み益の絶頂に酔いしれていた。しかし、相場の神様は、慢心した投資家を地上に叩き落とす機会を虎視眈々と狙っていたようです。
2月13日、金曜日。私は現在、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に来ています。絶叫マシーン「ザ・フライング・ダイナソー」の70分待ちという忍耐の末、体感した凄まじい上昇、そして頭から真っ逆さまに落ちる急降下と回転。地上に降り立ち、震える手でスマホをチェックした瞬間、私の背筋に走ったのはアトラクション以上の冷たい衝撃でした。
▲USJの空に響く絶叫。その直後、私のポートフォリオも「絶叫」のフリーフォールへ
評価損益合計: -60,930 円
評価損益率: -1.18%
【全体相場】日経平均697円安。歴史的「宇宙」から叩きつけられた衝撃
今日の日経平均株価は、前日比697円87銭安の56,941円97銭と大幅続落。寄り付きこそ442円安の57,197円でしたが、米国ハイテク株安の濁流に呑まれ、9時53分には一時987円安の56,652円を記録。昨日の宇宙(58,015円)が、まるで前世の記憶のように遠く感じられます。
後場、市場にトドメを刺したのは英フィナンシャル・タイムズ紙の「トランプ関税縮小検討」報道でした。普通なら歓迎されるコスト減ですが、供給側(メーカー)の視点で見れば、これは「保護壁の消滅による採算悪化」という致命的な猛毒です。安価な輸入品の流入による供給過剰を嫌気した売りが、週末の利益確定売りと重なり、大引けにかけて一気に崩れ去りました。
【憤怒】板情報は嘘をつく!SBGに仕掛けられた「見せ板」の惨劇
朝の9時前(8:55)、ソフトバンクグループ(9984)の板情報には、明らかに「意志」を持った悪意が漂っていました。 昨日の終値4,817円に対し、売り板に突如出現した「4,117円」という異常極まる数字。
投げ売りを誘う巧妙な罠。しかし9:00の直後、株価は一瞬4,842円をつけ、昨日より高値で推移する場面さえあったのです。この一瞬の「希望」を見せた場所こそが、ザ・フライング・ダイナソーの頂点と同じく、地獄への入り口でした。そこからは重力に従い、ただ真っ逆さまに落ちるのみ。板情報はもはや当てになりません。信じられるのは、己の規律だけです。
個別銘柄分析:コンセンサスという「魔物」の正体
ソフトバンクグループ(9984): ▲8.86%(▲85,400円)
終値4,390円。-427円という悪夢のような大幅安。 3Q累計最終利益が5倍の3.1兆円という驚異的数字を出しながら、なぜこれほど叩き売られたのか。要因はただ一つ、「利益が市場コンセンサス(期待値)を下回ったこと」です。 いくら爆益でも、プロが描いた強気なシナリオに届かなければ、それは「失望」へと変換される。見せ板の攪乱、コンセンサスの壁――SBGという怪物が棲む戦場の非情さを、USJの地で「ひえ~」と言いながら噛み締めています。まさに虫の息です。
タイミー(215A) & サイバーSOL(436A): 垂直落下の衝撃
- タイミー: ▲8.24%(▲42,800円)。上から巨大な重りで叩き落とされたような大陰線。重力崩壊。
- サイバーSOL: ▲4.70%(▲59,000円)。真っ逆さまです。ザ・フライング・ダイナソーの急落部分を地で行く展開に、意識が遠のきます。
PKSHA(3993) & 太陽誘電(6976)
- PKSHA: ▲2.18%(▲12,800円)。夜間の+8%は何だったのか。地合いの暴力には勝てませんでした。
- 太陽誘電: ▲1.60%(▲13,200円)。電子部品も総崩れ。もはや逃げ場はありません。
唯一の砦:東電力HD(9501) +3.51%(+21,060円)
この惨劇の中、唯一プラスを維持し、私の虫の息を繋いでくれているのが東電です。電力株の底堅さだけが、今の私のポートフォリオに残された最後の希望。これぞ真の「国策」の盾。
結論:長い「陰線」を抱き、規律を胸に来週の航海へ
週間では5.0%高と強気基調を維持していますが、今日のマイナス60,930円という着地は、昨夜の叙々苑の味が砂に変わるほど堪えます。 ザ・フライング・ダイナソーの上昇からの急落は最高のアトラクションですが、資産の急落は全く笑えません。
今夜は米国のCPI発表、16日朝には国内GDP速報値。この長い陰線が「底」となるのか、さらなる試練か。心境は極めて複雑ですが、端くれ投資家として退場だけはしません。再び「余は満足じゃ」と言える日まで、この地獄のGを耐え抜き、規律を持って戦い抜きます。明日が……来週が、さらにスリリングな展開になることを覚悟して。