週明けから波乱——日経は421円安のトリプル安
4月13日(月)、週明けの東京市場はいきなりの洗礼を受けました。日経平均は502円安でスタートし、一時は691円安(56,232円)まで沈む場面も。結局、前日比421円安の56,502円で取引を終え、反落となりました。
今日の下落の主因は、米国とイランの停戦協議が合意に至らなかったことです。先週末(4/11〜12)に協議が行われたものの決裂し、トランプ大統領はイランの港への海上封鎖を宣言。ホルムズ海峡をめぐる緊張が一気に再燃しました。
この地政学的リスクを受けて、市場は一気に「トリプル安」の展開となりました。
- 株安:日経平均 421円安(-0.74%)
- 円安:1ドル=159円台後半まで進行、160円台が視野に
- 債券安(金利上昇):長期金利が一時2.49%まで上昇——約29年ぶりの水準
さらに原油市場では、WTI先物が一時1バレル=105ドル台まで急騰。ホルムズ海峡の封鎖懸念が供給不安を一気に高め、エネルギー関連コストの上昇が日本企業の業績にも影を落としかねない状況です。
今日の戦績——辛うじてプラスも、手放しでは喜べない
評価損益合計は +17,730円(+0.25%)。全体では辛うじてプラスを維持しました。しかし、内訳を見ると8銘柄中、プラスは太陽誘電(6976)の+34,800円(+2.34%)のみ。残りはすべてマイナスという状況です。
各銘柄の明暗
太陽誘電(6976)が今日の独り勝ちで、+34,800円の健闘。積層セラミックコンデンサ(MLCC)の需要回復期待が下支えとなっているのでしょうか。一方で、タイミー(215A)は-24,500円(-3.78%)と最大の下落。グロース系への逆風を受けた格好です。PKSHA(3993)も-6,000円(-1.04%)と冴えず、中部電力(9502)は0円の横ばいでした。
ソフトバンクグループ(9984)は-4,200円(-0.37%)と小幅なマイナスにとどまりました。円安の恩恵が海外資産評価を下支えしているのかもしれません。
主要市場の状況——先物・為替・コモディティ
夜間の日経225先物(期近)は56,750円(+0.30%)と小幅反発。ただし、NYダウ先物(mini Dow)は-223(-0.46%)、NASDAQ先物(mini NQ100)は-162(-0.64%)と米株先物は弱含んでいます。VIX指数は21.17と+10.08%の上昇で、市場の不安心理が高まっていることを示しています。
金(ゴールド)先物は4,725ドルと-0.93%の小反落。原油高のインパクトに比べると、安全資産としての金への逃避はやや限定的な印象です。
明日の注目材料——ゴールドマン決算が試金石に
明日の注目は日本の決算発表より米国サイドです。
ゴールドマン・サックス(GS)の決算発表を皮切りに、米銀大手行の決算シーズンが本格スタートします。関心は業績数字だけでなく、幹部から発せられる中東情勢やプライベート・クレジットに関するコメント、そして米国経済の見通しにも向けられます。強気のガイダンスが出れば相場の安定要因になり得ますが、リスク警戒発言が出れば一気に売りを誘発するかもしれません。
また、トランプ大統領がイランへの海上封鎖を日本時間14日午前11時から発動すると表明していることも見逃せません。封鎖が実際に始まれば、原油・為替への影響が再び意識され、市場のボラティリティが高まる恐れがあります。
そして何より、この中東リスク——。米国とイランの交渉は決裂し、トランプ大統領は海上封鎖を宣言。原油は105ドル台、長期金利は29年ぶりの水準、円は160円に肉薄。それで日経の下落が421円で済んだのは、むしろ健闘といえるのかもしれません。ただ、先物を見れば米株は弱く、VIXは膨らんでいます。明日には期待できない、というのが正直なところです。
しかし——それでも持ち続けます。暴落もショックも、この投資人生で何度くぐり抜けてきたか。規律あるところに生き残りあり。2,000万への道は、こういう嵐の日も一歩一歩です。
