今日の東京市場は続伸です。米ハイテク株高の追い風と中東停戦交渉の進展期待という2つの追い風を受け、日経平均は256円高の58,134円で取引を終えました。終値ベースで58,000円台を回復するのは、3月2日以来、約1カ月半ぶりのこと。ポートフォリオ全体も大きく上昇し、評価損益は+569,850円(+8.01%)という結果になりました。
今日の保有銘柄の成績
今日のMVPは文句なしに太陽誘電(6976)です。前日比+170,400円、なんと+10.76%という急騰ぶり。保有300株に対しての評価額は1,754,100円まで積み上がりました。これだけで今日のポートフォリオの上昇分の大部分を稼いでくれたと言っても過言ではありません。
次いで、ソフトバンクグループ(9984)が前日比+60,600円(+4.76%)。株価は4,444円まで上昇しました。米国でのアームの2%超の上昇が引き続き好感され、ハイテク系の買いが継続しています。
その他の銘柄もPKSHA(3993)が+2.45%、サイバーSOL(436A)が+2.47%と、こちらも堅調に推移しました。リクルートHD(6098)も+1.89%と安定した上昇を見せています。
唯一の下落は東電力HD(9501)で、-19,250円(-2.69%)と逆行安となりました。市場全体が上昇するなか、東電が足を引っ張ったのは少し残念でしたが、ポートフォリオ全体への影響は軽微です。
市場の背景:停戦交渉と米ハイテク株高
今日の相場上昇を支えた主な要因は大きく2つです。
①米ハイテク株高・アームの上昇
前夜の米国市場でハイテク株が買われ、その流れが東京市場にも波及しました。特にソフトバンクGが保有するアームが2%超の上昇を見せており、ソフトバンクGの株価を押し上げる形になりました。また、オランダのASMLホールディングが通期見通しを上方修正したと伝わり、午後も一定の下支え材料となりました。
②中東情勢の停戦交渉に進展期待
米国とイランの核交渉が「2日以内に再協議」の可能性があると報じられています。トランプ大統領が「交渉は進んでいるが少しゆっくりだ」と述べつつも、パキスタン・イスラマバードで近く何らかの動きがあることを示唆しました。ウラン濃縮停止の期間をめぐり、米側は20年、イラン側は5年を主張しているとされますが、専門家の間では「双方とも期限を区切って停止を考えるという点では一致しており、合意の可能性はある」との見方も出ています。
中東リスクが後退するとなれば、エネルギー価格の安定や地政学リスクの低下を通じて、株式市場全体に追い風となります。日本株にとっても無視できない材料です。
タイミー(215A)に暗雲?集団訴訟報道
保有銘柄の中で気になるニュースが飛び込んできました。スキマバイトアプリ「タイミー」を展開する株式会社タイミーに対し、ワーカー9人が集団訴訟を提起する方針だと週刊文春が報じました。企業側の直前キャンセルによる未払い賃金が130件を超えると原告側は主張しており、計300万円超の請求を見込んでいるとのこと。
タイミーは2024年に東証グロース市場に上場して以来、急成長を続けてきたサービスです。ユーザー数1,340万人という規模は圧倒的ですが、今回の報道が株価や評判にどう影響するか、今後の動向を注視していきます。
タイミーの訴訟報道は気になるところですが、株価への影響はこれかとなりますが、ビジネスモデルの信頼性に関わる問題でもあるので、今後の対応次第ではポジションを見直す可能性もゼロではありません。良いニュースには冷静に、悪いニュースにもまた冷静に——そこが難しくもあり、投資の醍醐味でもあると思っています。
明日の注目材料
明日は米国で地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されるほか、バンク・オブ・アメリカ(BAC)やモルガン・スタンレー(MS)の決算発表が予定されています。中東情勢の停戦交渉と合わせて、決算シーズンの本格化による物色も続きそうです。引き続き、規律を忘れずに市場と向き合っていきます。
