長旅から帰還、そして日常へ
昨日、土曜日の早朝フライトで土曜日着、時差は2時間。長旅がようやく幕を閉じました。今日からまた普段の生活に戻っています。改めて、日本は良いですね。何が良いかって、まず食事。そして言葉。母国語で過ごせるだけで、心がふっと楽になるものです。
先週金曜日の相場は、現地にいながらスマートフォンで確認済みでした。帰国の途につきながらも、日経平均が史上最高値を更新したというニュースは、旅の疲れを吹き飛ばすには十分すぎるほどでした。端くれ投資家の性(さが)というものでしょうか——海外にいても、相場から目が離せません。
今週の保有銘柄——評価損益の現状
先週金曜日(4月24日)、東証クローズ時点での保有銘柄の状況です。個別の評価損益はこれまでの累計ベースです。
評価損益合計は +1,184,970円(+16.66%) 。先々週までくすぶっていた含み損がすっかり消え、全体としては非常に好調な状態です。
太陽誘電(6976)の+84.05%、ソフトバンクグループ(9984)の+50.58%という数字が、ポートフォリオ全体を引っ張ってくれています。リクルートHD(6098)も+19.41%と申し分ありません。
一方で、サイバーSOL(436A)は▲19.82%、PKSHA(3993)は▲8.12%と、まだ傷が残っている銘柄もあります。ただ、いずれも投資判断に迷いはありません。これから更に上がると見ています。焦らず、規律を持って保有を継続します。
日経平均、史上最高値を更新——575円高の59,716円
先週金曜日の日経平均は、575円高の59,716円と反発し、史上最高値を更新して取引を終えました。
朝方は半導体株高や中東情勢の緩和(イスラエルとレバノンの停戦が3週間延長)を受けて買いが先行。前引けは203円高とやや伸び悩んだものの、後場に入ると再び上昇基調に転じ、15時4分には623円高の59,763円という日中高値をつけました。
引け後に確認した先物市場では、日経225先物(期近)が60,140円(+0.70%)と、節目の60,000円を超えて推移しており、休み明けも強い地合いが続くことへの期待感が高まります。
主要指数の動き
米国市場に目を向けると、NYダウは▲79.61ドルと小幅安ながら、NASDAQは+1.62%と堅調でした。S&P500も+0.79%とプラス圏で引けています。VIX指数は18.71と低下しており(▲3.10%)、市場の恐怖心理は一段と落ち着いてきました。
為替はドル/円が159.34円と、円安水準を維持。エネルギー面ではWTI原油が94.88ドルと90ドル台に高止まりしており、引き続き注視が必要です。
なぜ戦争中なのに株は上がるのか——市場の論理を読む
イランとの戦争が継続し、ホルムズ海峡が事実上封鎖されているにもかかわらず、米国株は史上最高値を更新。「なぜ?」と首をかしげる方も多いでしょう。
これは「リリーフラリー(Relief Rally)」と呼ばれる動きとして説明できます。市場は、戦闘が長期化して世界経済が本格的に失速するシナリオの可能性が低いと判断しているのです。
実際、トランプ政権は自国の利益を最優先する立場から、早期終結に向けて動くとの見立てが市場を支えています。軍事的・経済的に優位な米国・イスラエル側の意向が、最終的に戦争の行方を決める——そのシナリオを投資家が一足先に「織り込んだ」結果が、この株高です。
もちろん、原油価格は90ドル台と高止まりし、米10年金利も4.3%前後と落ち着いていません。インフレ懸念が払拭されたわけではなく、FRBが利下げを再開するのはまだ先のことでしょう。ただ、米国経済の基礎体力は依然として強く、2%超の成長が続く見込みです。
端くれ投資家として言えるのは、「空気に惑わされず、市場の本質を見る目を磨き続けること」の大切さです。3月に株価が下落した局面で悲観論に流されて売った人と、踏みとどまった人では、今頃、大きな差が生まれているはずです。
今週の注目ポイント
今週は29日(水)が祝日となるため、変則的なスケジュールとなります。その中で注目されるのが日米の中央銀行会合です。ともに政策金利の据え置きが予想されていますが、中東情勢を受けた経済・物価見通しへの修正があるかどうかが焦点となりそうです。
また、27日にはアドバンテスト(6857)や日立製作所(6501)など主要銘柄の決算発表が予定されており、個別株の動きにも目が離せません。
番外編——ホワイトハウス記者夕食会の発砲事件
市場とは少し離れた話題ですが、25日夜(日本時間26日早朝)、ワシントンで開催されたホワイトハウス記者会主催の夕食会で発砲事件が起きました。トランプ大統領も出席する中での出来事で、容疑者は拘束され、関係者に被害はなかったと報じられています。
地政学リスクは相場に影響を与える変数のひとつです。市場がすでに多くのリスクを「織り込み済み」として動いているとはいえ、こうした突発的な事件が連鎖することで、予期せぬ展開になることもあります。常に最悪のシナリオを意識しながら、それでも焦らないメンタルを保つ——それが投資家の規律だと自分に言い聞かせています。
