2026年4月28日(火)、端くれ投資家は決断を下しました。
全保有銘柄8アイテム、完全売却。
実現損益(税引前)は、+1,012,470円。
100万超えの利確。我ながら、気持ちいい数字です。
なぜ今日、全部売ったのか
理由はシンプルです。規律です。
明日から国内市場はゴールデンウィーク休場に入ります。その間、世界は動き続けます。中東情勢、企業決算ラッシュ、そして「セル・イン・メイ(Sell in May)」という相場格言が頭をよぎります。リスクを抱えたまま連休に突入することは、端くれ投資家の流儀とは相容れません。
今日の売りは「負けた」のではありません。次の買い場を迎えるための、戦略的撤退です。GW中に相場がどう動こうとも、ポジションを持たない私には関係がない。それだけで、心が驚くほど軽くなりました。
今日の実現損益の記録
今日の明細はこちらです。
利益の柱となったのは以下の銘柄です。
- ソフトバンクグループ(9984):+436,800円
- 太陽誘電(6976):+304,800〜304,820円 × 3回 ≒ +914,430円分の収益貢献
- リクルートホールディングス(6098):+124,040円
- 中部電力(9502):+35,750円 × 2回
これらの利益銘柄が、損切り分を吸収し、100万超えの利確を実現してくれました。
反省:サイバーSOL(436A)と損切りの教訓
美しい利確の裏で、苦い現実もあります。
サイバーソリューションズ(436A)等で計534,300円の損切りとなりました。
この銘柄、流動性が著しく低く、売ろうとすると自分の売り注文で株価が下がるという、悩ましいスパイラルに陥りました。仕方なく4回に分けて、細かく売りに出すという手間のかかる対応を強いられました。
今日の相場と日銀会合――売り切りは正解だった
今日の日経平均は、619円安の59,917円で3営業日ぶりに反落しました。
前場こそ底堅く推移していたものの、後場に入ると日銀の金融政策決定会合の結果を受けて下げ幅が拡大。政策金利は据え置きながら、3名の政策委員が反対票を投じたことがタカ派的と受け止められ、ドル円は一時158円台まで円高に振れました。
この円高が株価の重荷となり、前日に終値ベースで初めて6万円台に乗せた達成感の反動も重なって、売り圧力が優勢になりました。
さらに19時過ぎには、こんなニュースも流れてきました。
「イラン戦争終結への期待が株価を押し上げているが、実際には停戦交渉は難航しており、楽観は行き過ぎではないか」(みんかぶマガジン、4/28配信)
東京大学大学院教授の鈴木一人氏によれば、現在の高い株価の背景には「アルゴリズム取引」と「市場参加者の願望」という2つの要因があるといいます。ケインズの「美人投票」理論そのものです。本質的な価値ではなく、みんながそう思うだろうという期待が株価を押し上げているだけ、という指摘は非常に重く受け止めています。
イラン戦争はまだ終わっていない。停戦交渉は難航している。それでも株価だけが楽観的に走っていた。今日の全売却は、結果として大正解でした。
次の一手――NISAの成長投資枠240万円を狙う
今年のNISA成長投資枠(240万円)は、まだ1円も使っていません。
GW明け、相場が調整に入るならば、それは絶好の買い場です。セル・イン・メイ、企業決算によるサプライズ、中東情勢の悪化……これらが重なれば、質の高い銘柄が安く拾えるチャンスが来るかもしれません。
5月の購入分はNISA枠で。税の恩恵を最大限に活かしながら、次の波を待ちます。
ゆったりとしたゴールデンウィークを、心から楽しみます。
相場よ、しばし待て。端くれ投資家は、次の戦いに備えている。
