2026年5月3日(日)、ゴールデンウィーク真っ只中です。
4月28日に全保有銘柄を売り切り、端くれ投資家のポジションは現在ゼロ。
相場がどう動こうと、心は凪いでいます。
売却から5日が経ちましたが、あの決断は正解だったと確信しています。 GW中も市場は動き続けており、外部環境は決して穏やかではありません。 それでも、ポジションを持たない身には関係のない話。 この静けさが、規律を優先した撤退の「ご褒美」だと思っています。
積立NISAは着実に育っている
個別株のポジションはゼロでも、積立NISAは止まりません。新NISA制度が始まって以来、上限枠いっぱいを毎日積み立て、究極のドルコスト平均法を実践し続けています。
2026年5月3日朝時点での状況はこちらです。
合計評価額は3,106,789円、評価損益は+648,129円(+26.36%)です。
ポートフォリオの内訳は、国際株式48%・国内株式24%・債券等その他28%という構成です。このGWの相場環境では、国際株式と債券等その他の好調ぶりが全体を支えてくれています。前月比でわずかにマイナスとなっていますが、長期積立という本質からすれば、月次の細かな数字に一喜一憂する必要はありません。
GW中の相場環境を整理する
国内株式:日経平均は59,513円で小幅高
5月1日の東京市場は、日経平均が228円高の59,513円で引けました。先物は59,300円とやや軟調です。GW中の薄商いの中、外部環境に振らされやすい地合いが続いています。
米国株:NYダウは軟調、NASDAQは底堅い
NYダウは49,499円と小幅続落の一方、NASDAQは+0.89%と底堅さを見せています。VIX指数は16.99と落ち着いた水準。S&P500は7,230と高値圏を維持しています。AIや半導体関連への資金回帰が、引き続きNASDAQを支えている構図です。
為替:ドル円は157円台、介入後も戻り
為替介入があったものの、ドル円は157円台まで戻っています。黒田前日銀総裁が読売新聞のインタビューで「160円はいくら何でも円安に行き過ぎ。130円程度がよいところ」と発言したことが話題になっています。あの大規模緩和を主導したご本人がこう言うのですから、円安への警戒感は根強いと見ておくべきでしょう。
原油・金:原油は100ドル超、金は高値圏
WTI原油先物は102.50ドル。金先物は4,625ドルと高値圏を維持しています。中東情勢が落ち着かない限り、エネルギーコストの高止まりは避けられそうにありません。
中東情勢――イランの「先に戦闘終結、核は後回し」提案
ロイターの報道によれば、イランが新たな停戦案を提示しました。その骨子は「まず戦闘を終結しホルムズ海峡を開放、米国はイラン港湾の封鎖を解除する。その後、核問題の交渉に入る」というものです。核問題を後回しにすることで、より合意しやすい枠組みを先行させようという狙いです。ただしトランプ大統領はこの提案に不満を表明しており、交渉は依然として難航しています。
さらに共同通信は、米国の港湾封鎖が続けば数週間以内にイランの石油貯蔵施設が満杯になるとの分析を報じています。経済的な圧力が限界に近づきつつある中で、イラン側の焦りが透けて見えます。封鎖の長期化は、原油供給の更なる制約につながるリスクでもあり、マーケットへの影響からも目が離せません。
後半相場の読み筋――秋に7万円、年末は調整か
松井証券のチーフマーケットアナリスト・窪田朋一郎氏は、今年後半の相場についておおむね次のようなシナリオを描いています。
- 秋口(9〜10月)にかけて日経平均は7万円台乗せの可能性
- 背景は「トルコ型の株高」、つまりインフレが進む中で金融引き締めが後手に回り、株価がインフレに連動して上昇するパターン
- ただし年末にかけては米中間選挙の波乱や企業業績への懸念から調整局面入りの可能性も
- 年末水準は5万9千〜6万円程度に落ち着くとの見立て
個別株戦略としては、AI・半導体関連の「ツルハシ銘柄」、つまりプレーヤーではなくインフラを支える銘柄群に注目という見方も示されています。
このシナリオが正しければ、5月の調整期に仕込み、秋口に利確というのが一つの戦略になります。端くれ投資家としても、この大局観は参考にしながら、自分の規律と組み合わせて動いていくつもりです。
次の一手――5月はNISA成長投資枠で動く
今年のNISA成長投資枠(240万円)は、まだ一円も使っていません。GW明けの相場が調整に入るならば、それは絶好の仕込み場です。セル・イン・メイ、企業決算、中東情勢……これらが重なれば、質の高い銘柄が安く拾えるチャンスが来るかもしれません。
5月の購入はNISA成長投資枠で。税の恩恵を最大限に活かしながら、次の波をじっくり待ちます。
引き続き、2,000万への航海は続きます。
GW後半も、相場を離れてしっかり充電します。
