- 📊 今週の着地点──評価損益 +115,400円(+2.98%)
- 📈 5月22日(金)相場レビュー──日経最高値更新!
- 🌐 週末時点の主要指数と来週の読み
- 💡 かつての保有銘柄・ソフトバンクGが爆上げ──複雑な心境
- 🔍 決算シーズン後に気になる銘柄を整理してみた
- ⚠️ 週末のリスク要因──イラン情勢に要注意
- 週末の小さな安堵と、大きな警戒心
5月23日(土)、週末の今日も端くれ投資家は市場の残り香を嗅ぎながらチャートを眺めています。昨日・5月22日(金)の日経平均は+1,654円の63,339円と大幅続伸、終値ベースで最高値を更新しました。ポートフォリオも+115,400円(+2.98%)と気持ちよく週末を迎えることができました。今週の振り返りと、来週の相場を占う材料を整理しておきます。
📊 今週の着地点──評価損益 +115,400円(+2.98%)
保有11銘柄の評価損益を、プラス(赤)・マイナス(緑)のバーで確認します。SBI証券の配色に合わせ、プラスが赤・マイナスが緑です。
ニトリHD・ホンダ・トヨタのNISA枠が牽引役です。マイナスはJR東海とNTT特定のみで、傷は浅い。まずまずの布陣と言えます。
📈 5月22日(金)相場レビュー──日経最高値更新!
昨日の日経平均は+1,654円(+2.68%)の63,339円と大幅続伸し、終値ベースで史上最高値を更新しました。寄り付き直後こそ158円高の61,842円が安値でしたが、そこからはほぼ一本調子の上昇。後場には1,748円高の63,432円まで駆け上がりました。
原動力となったのは前日のNYダウ最高値更新と、エヌビディアの好決算に端を発したAI・半導体セクターへの買いです。AI相場のエンジンは依然として全開状態です。
🌐 週末時点の主要指数と来週の読み
土曜早朝のNYクローズ時点の主要指数を確認しておきます。
| 指数 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経225(現物) | 63,339.07 | +1,654.93(+2.68%) |
| 日経225先物(期近) | 63,280 | -60(-0.09%) |
| NYダウ | 50,579.70 | +294.04(+0.58%) |
| NASDAQ | 26,343.97 | +50.87(+0.19%) |
| S&P500 | 7,473.47 | +27.75(+0.37%) |
| VIX指数 | 16.70 | -0.06(-0.35%) |
| WTI原油先物 | 97.00ドル | +0.65(+0.67%) |
| Gold先物 | 4,510.50ドル | -32.00(-0.70%) |
| USD/JPY | 159.19円 | +0.19(+0.12%) |
先物がわずかにマイナスなのは気になりますが、-60円程度であれば誤差の範囲内です。VIXが16台と低水準を維持しており、市場参加者のリスクオン姿勢は崩れていません。ドル円は159円台と円安傾向が続いており、輸出関連銘柄には引き続き追い風です。
💡 かつての保有銘柄・ソフトバンクGが爆上げ──複雑な心境
昨日、かつて保有していたソフトバンクG(9984)が+718円(+11.88%)の6,757円と大幅高となりました。アームホールディングスが前日比+16%と急騰し、その親会社であるソフトバンクGへの買いが波及した形です。前日はオープンAI関連報道でストップ高となっており、2日連続の大商いとなりました。
持っていないときに限って上がる──これが投資の残酷な現実です。ただ、それを悔いても仕方がありません。「勝てば官軍」の精神で、今の保有銘柄に集中するのみです。
🔍 決算シーズン後に気になる銘柄を整理してみた
決算発表シーズンが一巡し、各社の通期実績と来期予想が出揃いました。いくつかの情報源を参考にしながら、端くれ投資家として気になった銘柄を公開情報ベースで整理してみます。かつて保有していた太陽誘電やリクルートHDの名前もあり、思わず懐かしくなりました。
◆ キオクシアホールディングス(285A)
NAND型フラッシュメモリーの国内大手です。2024年に東証プライムへ上場したばかりで、生成AI・データセンター向け需要の拡大を追い風に業績が急回復しています。決算短信ベースでは2026年3月期通期の営業利益が前期比大幅増となっており、来期以降も市場の期待値は高い水準にあります。メモリー銘柄特有の需給サイクルリスクはありますが、AI時代の基盤インフラとして中長期での存在感は増していると感じます。
◆ 太陽誘電(6976)
積層セラミックコンデンサ(MLCC)の大手メーカーです。かつて自分も保有していた銘柄で、当時から「地味だけど堅実」という印象がありました。AIサーバーや電気自動車への搭載数が多く、需要の裾野が広がっています。2026年3月期の本決算では増収・大幅増益を達成しており、2027年3月期の会社計画も増収増益予想です。中期計画で2030年度の営業利益目標も公表されており、長期での成長ストーリーが描きやすい銘柄です。
◆ TOTO(5332)
「ウォシュレットのTOTO」というイメージが強いですが、近年は半導体製造装置向けの精密セラミック部材(静電チャック)が急成長しています。2026年3月期決算では新領域事業(セラミック)の営業利益が全社利益の約半分を占めるまでになっており、事業構造が静かに変化しています。衛生陶器で培った高精度セラミック技術が半導体分野で活きているというストーリーは、知れば知るほど面白い会社です。
◆ 扶桑化学工業(4368)
リンゴ酸やクエン酸などの食品添加物メーカーとして知られていますが、もう一つの顔は半導体研磨材(CMP用コロイダルシリカ)の専業メーカーです。2026年3月期は売上高・営業利益ともに過去最高を達成。決算発表後にストップ高となり、その後やや落ち着いた水準で推移しています。「隠れ半導体関連」として市場に再認識されつつある段階で、今後の動向が気になる銘柄のひとつです。
◆ そのほか気になる銘柄
三菱重工業(7011)、リクルートHD(6098)、テルモ(4543)、カチタス(8919)も、決算内容を確認したうえで注目しています。防衛・宇宙、HR Tech、医療機器、中古住宅再生と、セクターは異なりますが、それぞれ業績の継続的な成長が公開情報からも読み取れます。機会があれば個別に深掘りしてみたいと思っています。
⚠️ 週末のリスク要因──イラン情勢に要注意
市場が浮かれている週末に、地政学リスクが頭をもたげています。米報道によれば、トランプ大統領が5月22日に閣僚会議を召集し、イランへの軍事攻撃を含む複数のシナリオを検討したとのことです。トランプ大統領は予定していた長男の結婚式出席を急遽変更し、ホワイトハウスへ戻ったとも伝わっています。
原油先物がすでに97ドル台と高止まりしているなかで、中東情勢が一段と緊迫化すれば原油価格の急騰は避けられません。その場合、インフレ再燃→長期金利上昇→株価下落、というシナリオが現実味を帯びてきます。JR東海や中部電力など内需系銘柄は相対的に安定していますが、自動車・電機セクターへの影響には目配りが必要です。
来週は、このイラン情勢の行方と、日米の金利動向、そして決算シーズン終了後の「材料枯れ」をどう消化するかが焦点になりそうです。
週末の小さな安堵と、大きな警戒心
+115,400円。数字だけ見れば悪くない週末です。日経が最高値を更新し、ニトリもホンダも笑顔の着地。素直に喜べばいいのでしょうが、15年以上この世界にいると、こういうときほど足元を見たくなります。
ソフトバンクGが二日連続の爆上げ──持っていない銘柄が上がるのは、修行のようなものです。でもまあ、利確してなければ利益じゃないし、今の保有銘柄が上がっていれば文句は言えません。投資は比べ始めたら負けです。
それより気になるのはイランです。週末に閣僚会議を開き、結婚式をキャンセルしてホワイトハウスへ戻る大統領──その判断の重さは相当のものでしょう。来週月曜の寄り付きが穏やかであることを祈りつつ、有事のシナリオも頭に置いておきます。WTI原油97ドル、これは平時の水準ではありません。
資産2,000万への航路、今は順風ですが、海は突然荒れます。規律を保ちながら、でも波に乗ることも忘れずに。今週もお疲れ様でした。