- 3,000円超安、それでも最後は戻してくれた
- 今日の保有銘柄|評価損益ランキング
- 前日比|今日の損益変動
- 銘柄別の個別分析
- NTTのIOWNファンド設立——いいニュースなのに株価が動かない不思議
- 今日の相場概況——メジャーSQ週、波乱の幕開け
- 4勝4敗——大苦戦の中でもかろうじて踏みとどまった
3,000円超安、それでも最後は戻してくれた
正直に言います。今日は怖かったです。
朝の寄り付きから日経平均は急落し、午前10時31分には一時3,181円安の63,406円という数字が画面に叩きつけられました。「またか」ではなく、「今日はちょっと本気だ」と感じる重さがありました。先週末の米雇用統計ショック、SOX指数の10%超下落、そして昨日の記事で書いた「嵐の予感」が、予感ではなく現実として到来した月曜日でした。
それでも、後場に入ってから相場は粘り強く下げ渋り、最終的に2,563円安の64,024円で取引を終えました。安値から約600円戻した計算です。「それでも2,500円安か」というのが正直な感想ですが、3,000円超の奈落から這い上がってきた分、妙な安堵感があるのも否定できません。
端くれ投資家のポートフォリオも、一時は相当な含み損を抱える場面がありましたが、最終的な評価損益合計は-36,100円(-0.48%)。まあ、これくらいで済んでよかった——というのが、今日の正直な感想です。
今日の保有銘柄|評価損益ランキング
評価損益合計:-36,100円(-0.48%)
SBI証券の画面(参考)
前日比|今日の損益変動
銘柄別の個別分析
三井海洋開発(6269)——累計+100,200円、今日は前日比マイナスも孤軍奮闘
先週末から通算の累計では+100,200円(+5.08%)とプラスをキープしています。今日の前日比は-15,000円(-0.72%)とやや後退しましたが、日経全体が2,500円超の大暴落を演じる中でこれだけ踏みとどまれたのは、原油高・海洋資源への根強い需要という事業特性によるところが大きいと見ています。昨日の記事で「原油高シナリオ」を書きましたが、その文脈ではまだ底堅さが続いているという評価です。ポートフォリオの守護神として、今後も目が離せません。
KDDI(9433)——累計+28,000円、今日の前日比トップで4勝に貢献
本日の前日比は+29,000円(+2.73%)とポートフォリオ内で最大の上昇。累計でも+28,000円(+2.64%)と、全8銘柄中2位の含み益を抱えています。全体安の地合いの中でKDDIがしっかり上昇したのは、通信インフラとしての安定した収益基盤への評価が続いているからでしょう。地味だけれど、こういう荒れ相場で効いてくる存在感が、KDDIという銘柄の真骨頂です。
中部電力(9502)——累計-58,000円、ひどい!の一言
累計-58,000円(-5.14%)。前日比も-48,200円(-4.31%)と、今日のポートフォリオ最大の戦犯です。電力株全体が軟調だったとはいえ、中部電力だけこれだけ下げるのは少々解せません。何かファンダメンタルズ面での悪材料があったのか、それとも需給の問題か。いずれにせよ、今日ばかりは「ひどい!」と言わせてください。損切りラインまではまだ距離があるので、規律を守りつつ状況を注視します。
日本精工(6471)——累計-29,400円、なぜ今日も落ちるのか
累計-29,400円(-6.04%)、前日比も-18,000円(-3.79%)と大幅に沈みました。「なんでや」というのが率直な気持ちです。製造業の需要が特別に悪化しているわけでもないと思うのですが、全体安の波に引きずられて売られやすい銘柄になってしまっているのかもしれません。ただし、累計損益率は-6.04%と、損切りラインの議論をするには早い段階です。規律を保ちます。
JR東海(9022)・NTT(9432)・東電力HD(9501)——前日比はプラス、累計はまだ重い
この3銘柄は今日の前日比がいずれもプラスに転換しました。JR東海は+14,700円(+1.46%)、NTTは+6,500円(+0.89%)、東京電力HDは+7,000円(+1.32%)。日経2,500円安の地合いの中でプラスを刻んでくれたことは素直に評価したいと思います。ただ累計では、JR東海-29,100円、NTT-18,500円、東電力HD-22,600円と、それぞれ重石が続いています。特にNTTは5,000株という保有規模ゆえに、少しの動きが大きな損益に響きます。
NTTのIOWNファンド設立——いいニュースなのに株価が動かない不思議
今朝、NTTに関する注目すべきニュースが流れていました。次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」の国際展開加速に向け、韓国・台湾の大手通信会社などと組んで700億円超の投資ファンドを設立するという内容です。SKテレコム、中華電信、日本政策投資銀行のほか、三菱UFJ銀行・東芝・ソニーグループ・富士通など国内10社以上も出資に関心を示しているとのこと。
光電融合技術を核としたIOWNは、NTTが2019年から温めてきた構想で、AIや次世代通信の分野で国際標準化を目指す壮大なプロジェクトです。700億円超のファンドによるスタートアップ支援は、エコシステム形成という意味でも意義深い動きと感じます。
しかし今日、NTTの株価はこのニュースにほとんど反応しませんでした。全体安の嵐の中ではいいニュースも埋もれてしまう——それが現実の市場というものかもしれません。ただ、中長期で見れば、IOWNの国際展開が加速するシナリオはNTTの株価にとってプラスに働く可能性があると端くれ投資家は考えています。今は「種まきの時期」という整理で、引き続き保有を継続します。
今日の相場概況——メジャーSQ週、波乱の幕開け
最終的な日経平均は2,563円安の64,024円で大幅続落。今週はメジャーSQ(特別清算指数算出)を控えた週でもあり、SBI証券のレポートでも「波乱の展開に注意」と指摘されていました。その言葉通りの荒れた一日となりました。
参考として、半導体関連ではキオクシアHD(285A)が-8.01%(-6,260円)という大幅安を記録しています。SOX指数10%超下落の波が、日本の半導体銘柄にも容赦なく降り注いだ形です。幸い端くれ投資家はキオクシアを保有していませんが、「こわない〜」とつぶやきながら画面を見ていたのは正直なところです。
今後の注目は、10日の米CPI(消費者物価指数)と11日のPPI(生産者物価指数)。金融政策の先行きを占う上で、この2つの数字が週後半の相場の方向性を左右することになりそうです。まずは今晩の米国市場が自律反発の動きを見せるかどうかに注目です。
4勝4敗——大苦戦の中でもかろうじて踏みとどまった
今日の前日比の成績は4勝4敗。勝ち銘柄はKDDI、JR東海、東電力HD、NTT。負け銘柄はトヨタ、三井海洋、日本精工、中部電力。数の上では互角ですが、中部電力の-48,200円という大きな負け分が全体を引き下げました。
日経先物は今夜、いわゆる「デッドキャット・バウンス」(一時的な反発)で多少上昇しています。明日の保有銘柄がどう動くかは、正直わかりません。米国市場の反応次第という部分が大きく、今夜の動向から目が離せません。
3,000円安の嵐の中で、端くれ投資家は何を考えていたか
午前10時31分、画面に「3,181円安」という数字が出た瞬間、少しだけ心拍数が上がりました。15年超の投資歴があっても、さすがにこの数字は穏やかではありません。「まあこれくらいで済んでよかった」と今は言えますが、あの瞬間はそうは思えなかった。
中部電力よ、今日は正直きつかった。-48,200円の前日比は、ちょっとやりすぎです。電力株というのはもう少し穏やかに動いてほしいと思うのですが、市場はそんな個人投資家の感情など一切考慮してくれません。日本精工も同じ。「なんでや」と言いたくなる気持ちをぐっと飲み込んで、規律を守るのが端くれ投資家のやり方です。
一方で、KDDIとJR東海が前日比プラスで踏みとどまってくれたことには心から感謝しています。日経2,500円安の地合いでプラスを刻むのは、なかなかできることではありません。NTTのIOWNファンドのニュースも、今日は株価に反応がなかったけれど、長い目で見ればいい種まきになるはずです。信じて待ちます。
今夜の米国株の動きを確認して、明日の戦略を静かに考えます。航海図は、まだ破り捨てていません。
