資産2,000万への航海図|端くれ投資家の奮闘記

 羅針盤もなく100万で出航した端くれ投資家の航海記「勝てば官軍、されど規律」

🧭 15年超 相場への挑戦
17倍超 100万からの成長
⚓ CURRENT VOYAGE 1,700万超 → 2,000万へ航海中 (86%)

日経平均が史上最高値を更新した日に、ポートフォリオだけ取り残された話——それでも前週末比は+14万円超

🛡️

当ブログの運営方針

当ブログは、投資の現実をノンフィクションで記録することを目的とし、証券口座の開設勧誘・高額セミナー等の商材への誘導は一切行いません。実際に使っていない口座、自分が信じていないものは絶対に薦めません。収益源はGoogleアドセンスのみ(月500円程度)です。

日経平均が歴代2位の上げ幅となる3,297円高(5.0%高)で史上最高値を更新した日——。端くれ投資家のポートフォリオは、累計こそ含み損のまま——それでも先週末比では+14万円超の改善です。「日経がこんなに上がったのに」という悔しさと、「着実に戻してきた」という手応えが入り混じった、なんとも複雑な月曜日でした。

今日のように市場全体が爆発的に上昇する日ほど、自分のポートフォリオの構造的な弱さが浮き彫りになります。電力・通信・輸送インフラ中心の保有銘柄では、半導体・AI主導の爆騰相場には乗りにくい——それはわかっている。わかっていても、日経平均が+3,297円という数字を見れば、複雑な気持ちになるのが正直なところです。

日経平均、史上最高値更新の背景

今日の急騰の震源地は、米国とイランの戦闘終結合意の報道でした。この一報でリスクオン姿勢が一気に高まり、原油先物は急落。日経平均は取引開始直後からほぼ全面高となり、10時57分には取引時間中の最高値となる69,682円をつけました。終値は69,317円と、史上最高値を更新しています。

恩恵を受けたのはAI・半導体関連だけではなく、これまで原油高が重石となっていた建設・空運株にも買いが集まりました。保有銘柄でいえば、トヨタ自動車(7203)が+127円(+4.57%)の大幅高。米・イラン合意に加え、ホルムズ海峡の開放が報じられたことで、自動車関連への追い風となりました。持っていてよかった、の一言です。

一方、保有していないところでは、キオクシアHD(285A)が+11.95%、ソフトバンクグループ(9984)が+10.30%と、派手な上昇を見せました。かつてソフトバンクGを保有していた経験からいえば、この銘柄はジェットコースター。横目で見ているだけで十分です……。

今日の評価損益まとめ(累計)

以下が本日終値時点の累計評価損益グラフです。合計は含み損です。JR東海とNTTが重石になっています。

評価損益合計

▲14,550円(-0.19%)

KDDI(9433)
 
+25,600円
中部電力(9502)
 
+16,400円
三井海洋(6269)
 
+11,400円
トヨタ自動車(7203)
 
+9,300円
東京電力HD(9501)
 
▲8,550円
日本精工(6471)
 
▲4,400円
NTT(9432)
 
▲22,000円
JR東海(9022)
 
▲42,300円

評価損益合計

▲14,550円(-0.19%)

保有8銘柄中、プラスが4銘柄・マイナスが4銘柄という拮抗した状況です。プラス側の筆頭はKDDI(+25,600円)と中部電力(+16,400円)で、安定感があります。一方でJR東海の▲42,300円とNTTの▲22,000円が足を引っ張り、全体では含み損という結果となりました。

先週末からの前日比(週間変動)

ただし、先週末と比べると大きく改善しています。以下は先週末比の前日比グラフです。

先週末比 評価額変動

+146,300円

三井海洋(6269)
 
+57,200円
日本精工(6471)
 
+41,800円
東京電力HD(9501)
 
+33,000円
トヨタ自動車(7203)
 
+25,400円
中部電力(9502)
 
+20,800円
KDDI(9433)
 
▲20,400円
NTT(9432)
 
▲7,000円
JR東海(9022)
 
▲4,500円

先週末比 合計

+146,300円

先週末比ではほぼ全銘柄がプラスに転じており、特に三井海洋(+57,200円)・日本精工(+41,800円)・東京電力HD(+33,000円)の上昇が目立ちます。日経全体の爆発的な上昇を考えれば「それだけか」とも思いますが、1日で+146,300円の評価増は素直に喜んでいいはずです。

今日の保有株スクリーンショット(評価損益合計)

JR東海とNTT——どこまで耐えるか問題

今のポートフォリオで最大の課題は、JR東海(▲42,300円)とNTT(▲22,000円)という2大マイナス銘柄です。合計で▲64,300円の重荷を背負っており、ここが解消されない限り、累計が含み益に転換するのは難しい状況です。

JR東海については、リニア問題など長期的な材料はあるものの、3,491円という取得単価が高すぎた側面が否めません。今日のイラン合意・海峡開放というポジティブ材料でもほとんど動かなかったのは正直堪えました。NTTは低単価の積み上げ銘柄ですが、5,000株という株数の多さがマイナス幅を膨らませています。

損切りのタイミングを常に考えながらも、長期保有の観点から今は耐える局面と判断しています。投資は規律——今日もその言葉を繰り返しています。

なぜ今日これほど上がったのか——市場を読み解く3つの視点

今日の急騰を単に「イラン停戦ニュースのおかげ」で片付けてしまうのは、少しもったいない気がします。背景をもう少し丁寧に整理すると、今後の相場を読む上でのヒントが見えてきます。

①停戦合意の「本当の意味」

今日の上昇の直接のきっかけは、日本時間早朝に伝わった米国・イラン等の停戦合意です。これによってホルムズ海峡の通航正常化への期待が高まり、原油価格の落ち着きが企業業績の先行き不安を和らげました。加えて、前週末に東京市場のメジャーSQと米国の大型IPOという2つの大きなイベントを無難に通過していたことで、機関投資家もポジションを積みやすい環境が整っていた面もあります。

ただし手放しで楽観はできません。中東には根本的な解決が難しい問題が依然として残っており、「リスクを抱えた停戦」という性格は変わりません。この点は頭の片隅に置いておく必要があります。

②日経平均7万円は現実的な水準か

足元の日経平均の予想EPS(1株当たり利益)は過去最高水準にあります。仮にPER20倍を当てはめると、理論上は7万円を超える水準も視野に入ってきます。もちろん理論値はあくまで目安ですが、「バブルだから買えない」という話でもないわけです。

今日はほぼ全面高の展開でしたが、東証グロース市場の中小型株の一角は逆に売りが先行しました。大型株・半導体・AI関連への集中から、物色の幅が広がりつつある局面ともいえます。

③当面の相場を左右する3つのポイント

今後の相場を左右するのは、大きく3点です。まず停戦が実際に履行されホルムズ海峡の通航が正常化するか。次に、明日の日銀金融政策決定会合とFOMCを受けた市場の反応。そして半導体・AI関連の上昇がどこまで持続するかです。

日銀は利上げ、FOMCは据え置きが市場のコンセンサスとなっています。新FRB議長体制下でハト派寄りの姿勢がどの程度示されるかも、今後の焦点の一つです。半導体・AI関連は引き続き相場の主役でしょうが、物色の中心がいつ変化してもおかしくない局面でもあります。個別銘柄のバリュエーションを確認しながら、慎重に臨むスタンスが求められます。

明日の注目点:日銀金融政策決定会合

明日は日銀の金融政策決定会合の結果が公表されます。市場では0.25%の利上げが予想されており、実現すれば政策金利は1995年以来の1.0%水準となります。注目点は利上げの有無よりも、植田総裁不在のなか内田副総裁が示す今後の利上げペースへの見通しです。

利上げが実施されれば、銀行・保険株にはプラス、一方で成長株や不動産・インフラ系には逆風となる可能性があります。保有銘柄でいえば、NTTや電力株の動向が気になるところです。中東情勢が落ち着いた翌日に日銀というイベントが重なる、何とも読みにくい相場が続きます。

端くれ投資家の胸の内

日経平均が+3,297円、史上最高値更新——それが今日の事実です。そして端くれ投資家のポートフォリオは、累計▲14,550円で終わりました。

「市場に勝てない自分」を責めたくなる気持ちはわかります。でも冷静に考えれば、先週末からの1週間では+146,300円の改善です。日経が5%上がった日に、自分のポートフォリオがほぼ横ばいだったのは、JR東海とNTTという「重力」のせいでもあります。

100万から始めて、幾度もの暴落を乗り越えてきた身からすれば、今日の相場は「お祭り」に近い。お祭りの日に恩恵を受けられなかったのは悔しい。でもお祭りに浮かれて規律を失うよりは、地道に保有銘柄を見つめ続ける方が性に合っています。

JR東海よ、頼む。そのひと言に尽きる月曜日でした。

TOP