資産2,000万への航海図|端くれ投資家の奮闘記

 羅針盤もなく100万で出航した端くれ投資家の航海記「勝てば官軍、されど規律」

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17倍超 100万からの成長
⚓ CURRENT VOYAGE 1,700万超 → 2,000万へ航海中 (86%)

日経平均、終値で初の7万円台——歴史的高値の陰で端くれ投資家がデジタルグリッドに動いた一日

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日経平均がついに終値で7万円台に到達しました。4営業日連続の史上最高値更新。数字だけ聞けば祝祭ムードです。しかし端くれ投資家の口座は、今日も素直に喜ばせてくれない。それでも今日は動きました。三井海洋を売り、ブルーイノベーションを積み増し、そして新規でデジタルグリッドを買いました。衝動と規律の間で揺れながら、今日も航海を続けています。

日経平均、終値で初の7万円台——4営業日連続の史上最高値

今日の日経平均は261円高の70,163円でスタート。序盤から上昇ムードを崩さず、10時14分には取引時間中の最高値となる1,496円高の71,398円をつけました。後場は幾分上げ幅を縮小したものの、高値圏での推移が続き、最終的には1,151円高の71,053円で大引けを迎えました。

これで4営業日連続の史上最高値更新。そして終値ベースでは初の7万円台という歴史的な節目を達成しました。牽引役は半導体関連です。前日の米国市場ではFOMCを受けて利上げ観測が強まりNYダウなど主要指数は下落しましたが、半導体は上昇しており、その流れが東京市場にも波及しました。

相場を動かしたもうひとつの要因——米イラン合意と原油安

今回の上昇を語るうえで外せないのが、地政学リスクの緩和です。トランプ米大統領は仏ベルサイユ宮殿でイランとの戦闘終結に向けた覚書に署名。レバノンを含む全戦線での戦闘終結が盛り込まれており、これを受けて原油価格は大きく下落しました。

エネルギーコスト低下への期待が企業業績の改善観測につながり、市場全体に買いが広がった格好です。ただし、イスラエルのネタニヤフ首相はレバノンからの撤退を拒否する姿勢を示しており、合意の実効性については依然として不透明な部分が残っています。外交上の「合意」と現場の「現実」は、必ずしも一致しない——これは株式市場においても常に意識しておくべき視点です。

今日の売買——三井海洋を利確、デジタルグリッドに新規参戦

今日の売買は3本立てでした。

三井海洋(6269)を売却——ポジション管理のリバランス

三井海洋開発(6269)を200株、平均9,931.5円で売却し、+14,500円の確定益を得ました。売却の理由は狙った利益確定というより、ポジション管理です。三井海洋はボラティリティの高い銘柄で、気づけば200万円規模のポジションを抱えていました。一銘柄への集中リスクが大きすぎると判断し、サイズを縮小するためのリバランスしました。「勝てば官軍」とはいえ、リスクサイズの管理は規律の基本。利益を出しながらポジションを整えるというのは、実は案外難しい作業です。

ブルーイノベーション(5597)を100株追加——400株に積み増し

昨日から買い始めたブルーイノベーション(5597)を本日さらに100株、1,377円で追加取得しました。これで保有株数は400株になりました。

買い始めたタイミングが良く、すでにプラス圏に浮上しています。ドローン物流・インフラ点検・防災活用といった分野への先行投資期待で買っている銘柄です。赤字継続中の中古型株ではありますが、事業の方向性を信じて積み上げています。

デジタルグリッド(350A)に新規参戦——600株を分散して今日1日で

今日の最大のテーマはこれです。デジタルグリッド(350A)を748.8円で600株、新規購入しました。

正直に言います。チャートを見て、衝動にかられました。値動きの荒い、グロース系の中古型株——これがわたしの本来の好みです。「好きな言葉はストップ高、スリリングなのはストップ安、そして繰り返す銘柄は最高」という、われながら困った投資家気質が出ました。それでも、ただの衝動だけで買ったわけではありません。

この会社、実は東大発のベンチャーです。2017年設立、2025年4月上場という新興企業で、電力取引プラットフォームを手掛けています。需給仲介の手数料を収益源とし、再生可能エネルギーと蓄電池事業に注力。系統蓄電池の取扱量10万kWを突破し、アグリゲーション事業の黒字化も達成しています。

東大発といえば、PKSHA Technology(3993)も東大発ベンチャーです。わたしは以前から買ったり売ったりしている銘柄で、今回のデジタルグリッドとの共通点に何か縁を感じました(根拠にはなりませんが)。

ただし今日の引けでは評価損。飛びつき逆張りの宿命です。

デジタルグリッド(350A)のチャートです。

保有銘柄の累計評価損益

累計評価損益は-67,800円(-0.95%)です。昨日の-87,650円からは約2万円の改善です。さらに今日確定した三井海洋の利益+14,500円を加えると、実質的な改善幅は約35,000円となりました。ブルーイノベーションのプラス転換も効いています。画像でご確認ください。

今日の前日比——保有銘柄の一日の動き

前日比の合計は+32,750円でした。ブルーイノベーションが大きく貢献した一方、デジタルグリッドが数字上は足を引っ張る形になっています。ただし、デジタルグリッドは今日新規購入した銘柄のため、「前日比」の概念が実態と合いません。実質的な一日の損益はおよそ+35,000円のプラスです。「スッキリしない」のは累計評価損がまだ残っているからであって、今日一日の動きとしては悪くない結果でした。

前日比 評価額変動

合計:+32,750円

ブルーイノベ(5597)
 
+27,600円(+4.89%)
JR東海(9022)
 
+10,200円(+1.03%)
NTT(9432)
 
+5,000円(+0.68%)
東電力HD(9501)
 
+3,300円(+0.43%)
中部電力(9502)
 
+2,800円(+0.25%)
日本精工(6471)
 
+1,600円(+0.34%)
トヨタ自(7203)
 
-4,950円(-0.59%)
KDDI(9433)
 
-5,000円(-0.46%)
デジタルグリッド(350A)
 
-7,800円(-1.72%)

合計:+32,750円

ブルーイノベーションが前日比の主役——400株の積み上げが奏功

前日比でもっとも貢献したのはブルーイノベーション(5597)で、+27,600円(+4.89%)。昨日から買い始め、今日さらに積み増した400株がそのまま報いてくれました。「買い始めたタイミングが良かった」というのは結果論ですが、小刻みに分散して入った判断は間違っていなかったと感じています。

デジタルグリッドは新規参戦即マイナス——これが逆張りの現実

一方、今日新規で600株購入したデジタルグリッド(350A)は、早速-7,800円(-1.72%)のマイナスを計上しました。飛びつき買いの宿命です。でも、これで焦って損切りするようでは逆張り投資家とは言えない。東大発の電力プラットフォーマーとして、蓄電池・再エネ・アグリゲーションという成長軸は本物だと思っています。しばらくは腰を据えて見ていきます。

東大発ベンチャーという共通点——デジタルグリッドとPKSHA

デジタルグリッド(350A)が東大発と知り、ふと思い出したのがPKSHA Technology(3993)です。自然言語処理・機械学習のアルゴリズムを手掛けるAI企業で、こちらも東大発ベンチャーの代表格です。わたしは以前から何度か売買している銘柄でもあります。

東大発ベンチャーといえば、研究水準の高さと技術の独自性が強みですが、上場後の収益化に時間がかかるケースも多い。デジタルグリッドは2025年4月に上場したばかりで、まだ手数料収益が手数料下落の影響を受けるなど苦しい局面にあります。それでも系統蓄電池の取扱量拡大やアグリゲーション事業の黒字化など、着実に実績を積んでいる点は評価できます。

7万円の空の下で、わたしの口座は-67,800円

終値7万1,053円。4日連続の史上最高値更新。画面越しに「すごい相場だな」と思いながら、自分の口座を開く。累計-67,800円。この数字と向き合うのが毎日の習慣になってきました。

今日は三井海洋を売って1万4,500円確定。ブルーイノベーションが前日比で+27,600円の活躍。前日比合計は+32,750円でトータル改善しました。でも累計はまだマイナス。これが株というものです。一日勝っても、積み上がったマイナスはすぐには消えてくれない。

そしてデジタルグリッド。チャートを見て、「これは買いだ」と体が動いた。東大発の電力プラットフォーマー、再エネ、蓄電池——理屈はあとからついてくる。本音を言えば、「値動きが荒くてスリリングな銘柄が好き」というだけかもしれません。いや、それだけではない、と信じたい。勝てば官軍。今は仕込みの時期です。

日経平均が踊るほど、自分の口座の現実が際立つ。でも、それでいい。最高値相場の恩恵をダイレクトに受けられるような銘柄構成にはなっていないけれど、それは自分で選んだ道です。地道に、規律を持って、2,000万への航海を続けていきます。

まとめ——史上最高値の相場で個人投資家が考えるべきこと

日経平均が7万円を超えた今日は、確かに歴史的な一日でした。しかし個人投資家にとって重要なのは「指数の水準」よりも「自分の保有銘柄がどう動いているか」です。最高値相場だからこそ、冷静なポジション管理と銘柄選択の眼が試されます。

米イラン合意で地政学リスクが緩和方向に向かう一方、イスラエルの動向という不確定要素は残ります。原油安の恩恵は企業コストの低下として株価に織り込まれつつありますが、合意の実効性が揺らげば相場の反転も十分あり得ます。

三井海洋を利確しリバランス、ブルーイノベーションを積み増し、デジタルグリッドに新規参戦——今日の売買には、それぞれ理由があります。規律と衝動のあいだで正直に向き合いながら、資産2,000万への航海は今日も続いています。

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