- 史上3番目の下げ幅——日経平均3,005円安・69,360円、7万円の壁が崩れた日
- 保有銘柄の累計評価損益
- 今日の前日比——全体像
- 今日の買い増し——それでもナンピン、これが規律
- 今日の注目株——悔しさと不安と
- 含み損-21万円で迎える土日、これが個人投資家の週末
- まとめ——史上3番目の暴落日に、逆張り投資家が選んだ行動
史上3番目の下げ幅。日経平均が3,005円安・69,360円と7万円の大台を割り込んだ今日、端くれ投資家の累計評価損益は-212,350円へと傷が深まりました。昨日の3,191円高から一夜にして3,005円安——この振れ幅の暴力性に、うめき声のひとつも漏らしたくなります。しかも今日は週の最終日。この含み損を抱えたまま、土日を過ごすことになりました。
本記事は端くれ投資家個人の投資記録・備忘録です。掲載内容は特定の投資を推奨するものではありません。ナンピン買いを含む逆張り手法は、相場が想定と逆方向に動き続けた場合、損失が無限に拡大するリスクがあります。投資初心者の方や資金管理に不安のある方への推奨ではありません。投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
史上3番目の下げ幅——日経平均3,005円安・69,360円、7万円の壁が崩れた日
朝の寄り付きから778円安でスタートし、前場だけで2,763円安・69,602円まで沈みました。後場寄り直後の12時38分には3,726円安の68,639円という安値をつけ、終値は3,005円安の69,360円。終値ベースでの下げ幅としては、2024年8月5日の4,451円、1987年10月20日の3,836円に次ぐ、史上3番目の記録的な急落となりました。
直接の引き金は、前日の3,191円高という歴史的急騰への反動売りと利益確定の集中。加えて米ナスダック総合株価指数が4日続落していたこと、原油先物価格の上昇が重荷になったことも指摘されています。来週は日米の重要指標が目白押しです。7月1日に国内の日銀短観と米国ISM製造業景気指数、2日には6月の米雇用統計の発表が控えており、年内の政策金利引き上げが意識される局面でもあります。
昨日の上昇が「マイクロン決算を起点にした半導体祭り」の熱狂だったとすれば、今日の暴落はその熱が一気に冷めた瞬間でした。
保有銘柄の累計評価損益
累計評価損益の画像でご確認ください。
累計 評価損益
合計:-212,350円
合計:-212,350円
中部電力——暴落の嵐の中で唯一輝く孤高の存在
今日の累計評価損益で唯一プラスを守ったのは中部電力(9502)の+72,250円(+5.06%)です。昨日の+86,800円から後退はしたものの、日経平均が3,000円超の暴落を演じる中でプラス圏を維持し続けたのは、この銘柄の底堅さの証明といえます。原子力発電所の稼働率と事業の安定性が、機関投資家からも評価されているのでしょう。全体が沈む日に独り立っていてくれる銘柄の存在が、今日の精神的な支えになりました。
対照的に、東京電力ホールディングス(9501)は-142,200円(-9.40%)と累計損益の大半を占める状況が続いています。今日だけで前日比-73,800円(-5.11%)という深手を負いました。「底打ちを確認した」と思っていた矢先にこれです。それでも端くれ投資家はまた買い増しました——後述しますが、それもれっきとした規律の一環です。
ブルーイノベーションとデジタルグリッド——全体暴落に巻き込まれ、傷がさらに深まる
ブルーイノベーション(5597)は累計-55,300円(-5.72%)、前日比でも-30,100円(-3.20%)と大きく沈みました。デジタルグリッド(350A)も累計-14,000円(-1.88%)、前日比-8,000円(-1.08%)。日経平均が3,000円超の暴落を演じる日に、中小型株が売り込まれるのはある意味想定内です。流動性の低い小型株ほど、相場全体が崩れると逃げ足の速い資金に真っ先に見放される——それはわかっています。わかっていても、昨日の上昇相場でも蚊帳の外だった銘柄が、今日の暴落ではしっかり道連れにされているという現実は、やはり堪えます。
今日の前日比——全体像
前日比 評価額変動
合計:-76,950円
合計:-76,950円
トヨタ自動車・東海旅客鉄道——暴落の日に意外な底堅さを見せた大型株
今日の前日比で唯一の明るい話題は、トヨタ自動車(7203)の+27,000円(+2.50%)と東海旅客鉄道(9022)の+23,700円(+2.36%)でした。日経平均が4%超の暴落を演じる中、この2銘柄がプラスを確保したのは意外でもあり、長期保有の底力を感じさせます。相場全体が崩れる日に、大型株・ディフェンシブ株が相対的に逃避先になるという動きは、教科書通りではあります。昨日の上昇相場で半導体祭りに乗れなかった銘柄が、下落相場では逆に踏みとどまる——これが分散投資の妙でもあります。
今日の買い増し——それでもナンピン、これが規律
以下の売買記録は端くれ投資家の個人的な判断に基づく実録です。ナンピン買いは取得単価を下げる効果がある一方、銘柄が反転しない場合は損失がさらに拡大するリスクがあります。15年超の経験と独自の規律・リスク管理に基づいた行動であり、投資初心者の方や資金管理に不安のある方への推奨ではありません。
今日は4銘柄を新たに買い増しました。
- デジタルグリッド(350A):200株 @ 733円
- ブルーイノベーション(5597):100株 @ 1,308円
- 東京電力ホールディングス(9501):500株 @ 457.3円
- 中部電力(9502):100株 @ 2,995.4円
東京電力ホールディングスについては「底打ちを確認した」と思っていた矢先に457円台まで叩き落とされました。「また性懲りもなく」と自分でも苦笑しながら、それでも500株を買い増しています。これは衝動ではありません。取得単価を下げながら反転の威力を最大化する、れっきとした戦術的ナンピンです。規律なきナンピンは地獄への片道切符ですが、銘柄の本質的価値を信じた上でのナンピンは、逆張り投資家の数少ない武器のひとつです。
中部電力の買い増しは、上昇トレンドが継続している局面での順張りの追加投資です。今日の暴落で評価額は前日比マイナスになったものの、累計では+72,250円のプラスを維持している唯一の銘柄。全体相場が崩れる中でも底堅さを見せているこの銘柄が、さらに上を目指すと判断しての買い増しです。下がる銘柄を抱えながら、上昇トレンドの銘柄にも資金を積み増していく——逆張り一辺倒ではない、柔軟な対応のつもりです。
今日の注目株——悔しさと不安と
伊勢化学工業(4107)——ヨウ素でまさかの+19%、悔しい
以前から目をつけていた伊勢化学工業(4107)が今日+700円(+18.99%)と大幅高となりました。米国におけるヨウ素抽出権の取得に関する契約締結が材料です。「目をつけていた」のに仕込んでいなかった——この後悔は、投資家なら誰もが経験する苦い記憶のひとつです。注目しているだけでは口座残高は増えない。勉強代として、この悔しさを次の判断に生かすしかありません。
任天堂(7974)——Xbox値上げ余波で-3.93%
任天堂(7974)が-270円(-3.93%)と大幅安となりました。マイクロソフトがXboxの値上げを発表し、2027年秋までにメモリ価格が倍増するとの予想が広がったことが逆風となりました。ゲーム業界全体のコスト上昇懸念が意識されているようです。まだ下がるのか——保有していないとはいえ、ウォッチリストに入れている銘柄が売り込まれる光景は、市場の複雑さを改めて感じさせます。
ソフトバンクグループ(9984)——OpenAI・IPO延期報道で-12.53%という衝撃
今日最も目を引いたのはソフトバンクグループ(9984)の-892円(-12.53%)という急落です。OpenAIがIPOを来年まで延期することを検討していると伝わったことが直撃しました。ソフトバンクグループはOpenAIへの巨額投資でその成長を取り込む戦略を描いていただけに、このIPO延期報道は事業計画の根幹を揺るがすニュースとして受け取られたのでしょう。AI・半導体相場を牽引してきた旗手が1日で12%超の急落——これが株式市場の怖さです。保有していなくて良かったと胸をなでおろす半面、こういうリスクはどの銘柄にも潜んでいると改めて肝に銘じました。
含み損-21万円で迎える土日、これが個人投資家の週末
史上3番目の下げ幅。その言葉だけ聞けば歴史的事件のようですが、当事者としては「また含み損が増えた」というシンプルで重い現実しか残りません。昨日あれだけ上がったのに、今日一日でその大半が吹き飛ぶとは——相場の神様は本当に容赦がない。
東京電力ホールディングスよ、頼む。底打ちしたと思っていたのに、また深みへ引き込まれた気分です。500株買い増したのだから、あとは信じて待つしかない。ただ、-142,200円という数字を眺めながら土日を過ごすのは、なかなかの精神修行です。
伊勢化学工業については……目をつけておいて買わなかった自分を、少しだけ責めます。少しだけ。引きずっても仕方ない。次です、次。規律と信念を手放さない限り、この航海は続きます。-212,350円は今日の現実。でも2,000万への地図は、まだ破り捨てていません。
まとめ——史上3番目の暴落日に、逆張り投資家が選んだ行動
日経平均が3,005円安・69,360円と史上3番目の下げ幅を記録した今日、端くれ投資家の累計評価損益は-212,350円へと悪化しました。前日の3,191円高から一夜にして3,005円安——この乱高下の中で、ポートフォリオは中部電力(9502)の+72,250円がひとり気を吐く一方、東京電力ホールディングス(9501)が-142,200円と重くのしかかる構図が続いています。
それでも今日の行動は明確でした。東京電力ホールディングス(9501)、ブルーイノベーション(5597)、デジタルグリッド(350A)の3銘柄はナンピン買いで平均取得単価を引き下げ、上昇トレンドが続く中部電力(9502)は押し目での買い増し。暴落の日に逃げるのではなく、それぞれの銘柄の状況に応じた判断で資金を投じる——これが15年超の投資経験が教えてくれた、端くれ投資家なりの規律です。
来週は日銀短観、米ISM製造業景気指数、そして米雇用統計と重要指標が連続します。この週末の「もんもん」を糧に、来週の相場へ備えます。資産2,000万への航海は、嵐の中でも進み続けます。
