嗚呼ーー、もういかん。「株で稼ぐ投資ブログ」なんて看板、いま見返すと恥ずかしくて顔から火が出そうです。今の私のブログ名は「2,000万への航海」、サブタイトルは「端くれ投資家が市場の荒波を耐え抜く、泥臭い投資の実況」。そう、かつて悶絶しながら学んだのは「株で稼ぐ」ことよりも「生き残る」ことの難しさでした。
これは2022年6月、市場がパニックに包まれていた当時の私の備忘録です。あの時、何が起きていたのか。戒めを込めて振り返ります。
2022年6月:リクルートHD(6098)ナンピン地獄の記録
当時、リクルートHDが4,000円を割り込み、激しい急落に襲われていました。私の取得平均簿価は4,467円。最初の100株を買ったその日に大暴落し、そこからナンピンを繰り返して1,000株まで膨らんだ地獄のポジション。今日の含み損は▲519,800円……。

一方、米国株も同様です。「2022年寅千里走る」の意味を身を持って知りました。当時は保有する11銘柄(アップル、エヌビディア、ネットフリックス等)すべてが含み損を拡大させ、評価損は▲123万円、明日は▲140万円になる……そんな確信すら持っていた、暗闇の中の航海でした。

相場は「丁半博打」ではない、教訓を残すために
スイス国立銀行の利上げショックなど、外部環境が急激に変わる中で、私は「明日、痺れを切らして売りで入れば戻すんだ」と願うようなトレードをしていました。当時の私は、まさに「丁半博打」の最前線にいたのです。
【当時保有していた銘柄の記録】
- 日本株:マクドナルド、リクルートHD、メニコン
- 米国株:アップル、セールスフォース、クラウドストライク、ディズニー、Google、マイクロソフト、Netflix、ナイキ、エヌビディア、ウォルマート、ズームビデオ
当時の私は「呼吸がだんだん浅くなる」「左胸の辺りにキューっとさしこむ様な痛み」を覚えるほど追い込まれていました。今振り返れば、資金管理(アセットアロケーション)を無視した過剰なナンピンと、パニック相場でのメンタル崩壊が原因でした。
今の私から当時の私へ、そして読者へ
この2022年の記事が今も読まれているなら、それは当時の私のように「出口のないトンネル」にいる方が多いからかもしれません。今の私が言えることは一つです。「パニック相場では、規律なきナンピンはただの自殺行為である」ということ。
当時は資金余力もなく、ただ痛みに耐えるだけの日々でしたが、今の私は「2,000万への航海」を続けながら、いかにしてこの嵐を規律ある投資で耐え抜くかを日々更新しています。あの時、胸が痛むほど悩んだ経験があるからこそ、今の冷静な投資スタンスがあるのです。