最終日の昨日、日経平均は小幅続落しました。来週の注目は国内CPIとG7財務相・中央銀行総裁会議があります。そうした状況下、東京株式市場では、前日の米国市場でハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、日経平均株価は6円安の37,748円で寄り付きました。寄り付き前には、2025年1-3月期の実質GDPが前期比年率0.7%減と発表され、4四半期ぶりのマイナス成長となったことが投資家心理の重荷となりました。
さらに、ドル円相場において円高が進行したことも売りを加速させ、10時7分には37,479円まで下落し安値を更新しました。その後は下げ渋り、前引けは96円安の37,659円となりました。後場に入ると、米株価指数先物の上昇やドル円相場の円高進行の一服感から、一時的に上昇に転じる場面も見られました。しかし、終盤にかけては再び前日終値付近での推移となり、最終的には1円安の37,753円と小幅ながら3日続落して取引を終えました。
ということで、週間ではプラスを維持も、上値の重さを意識した1週間となりました。日経平均株価は週間では0.7%高と、週後半にかけて弱含むも前週比ではプラスで取引を終えました。しかし、直近の日経平均は200日移動平均線である37,856円付近が抵抗線となっており、利益確定の売りが出やすい状況です。この水準を明確に上抜けるには、新たな買い材料が待たれるところです。
来週の注目スケジュールは決算発表と国内CPI、G7会合ですが、来週の日本市場では、20日(火)に大手損保3社の決算発表が予定されています。また、23日(金)には、日銀の金融政策を占う上で重要な指標となる全国CPI(消費者物価指数)の発表が控えています。さらに、20日(火)から22日(木)にかけて、G7財務省・中央銀行総裁会議が開催される予定です。ここでは、為替相場に関する議論が行われると考えられ、週後半にかけて為替相場が変動し、株式市場もその影響を受ける可能性があります。
一方、日米関税問題の動向が気になります。現在、日米間では特定の品目に対する関税措置や今後の貿易交渉について様々な議論が行われています。今後の両国間の協議の進展や、新たな関税措置の発動などが発表された場合、個別銘柄や市場全体に影響を与える可能性が高くなります。特に、輸出関連企業や特定の産業に与える影響は注視していく必要があるでしょう。
そんな中、個人的な注目は、決算発表後に材料出尽くしで急落、暴落したディー・エヌ・エー (2432)に注目しています。個人的な投資については、夜間PTS取引でディー・エヌ・エー (2432)の株を200株保有しています。株価が急落した後に買いを行い、昨日の終値時点(5月15日)で200株合計で、しれていますが、プラス600円となりました。具体的には、5月12日22時40分の夜間PTSで100株、5月15日23時35分の夜間PTSでさらに100株を購入しました。

さてさて、この夜間PTS取引には可能性(攻略法!?)と注意点があります。個人的には夜間PTS取引は、通常の取引時間外に株式を売買できる仕組みですが、興味深い点として、時折「相場のねじれ」とも言える現象が見られます。夜間PTSには、プロ投資家が少ない、或いはいないからでしょうか。例えば、ニューヨークダウ平均株価などが大幅に上昇しているにも関わらず、個別の日本株の中にはほとんど反応しない銘柄も存在する場合があります。
このような市場のズレ、ギャップを捉えることができれば、短期的な収益の機会に繋がる可能性も考えられますが、個人的には現在の精度を検証中です。まさに勝てば官軍ですが、夜間PTS取引は流動性が低い場合もあり、思わぬ価格で約定してしまうリスクも伴いますので、取引するにしても、成行ではなく指値がいいでしょう。今週の米国株爆上げの日にはそうした銘柄をいくつか見ました。今後検証を進めていきます。
今後の市場展望ですが、来週は、国内の経済指標やG7会合の結果、そして日米間の関税問題の動向など、注目すべき材料が多く控えています。これらの情報を見極めながらとなるでしょうが、個人的には今は動きにくい相場と思います。かつてたくさんの銘柄を持っており、GW前に早すぎる利確をして以降、ただずっと、指を咥えてこの一連の上昇相場を見ていましたが、投資で大事なことは損失を出さないことでしょう、当たり前のことですが…。読者の皆様、1週間、お疲れ様でした。