100万から1,000万へ。そして1,600万の現在地から2,000万への「軌跡」を更新中。
サナエ・エフェクトと「フィジカルAI」の衝撃。
SBGが描くASI時代の需給、その巨大な地殻変動を読み解きます。
相場が閉まっている日曜日の静寂の中、1,600万という重みを背負いながら、次週の荒波を前に「規律」を研ぎ澄ましています。2,000万という目的地に向け、一歩ずつ足跡を刻んでいくこのプロセスこそが、私の生存戦略そのものです。周囲の喧騒に惑わされることなく、血の通った実戦のエビデンスをここに記していきます。
今、マーケットは「高市トレード」という巨大な需給のうねりの中にあります。高市首相が衆院解散・総選挙に踏み切る方針を示したことで、“選挙は買い”というアノマリーが強烈に意識され始めました。目先のスピード警戒感はありますが、押し目は強気対処というムードが漂う中、投資マネーの流動性は陰りを見せていません。この旺盛な物色意欲を支えているのは、単なる期待感ではなく、明確な政策基盤に裏打ちされた「需給の錦の御旗」なのです。
今回の相場で刮目すべきは、高市政権が重点投資対象とする「AI・半導体」の進化系、いわゆる「フィジカルAI」の社会実装というパラダイムシフトです。これまでのAIは、画面の中という2次元空間に閉じこもったテキストや画像の生成に過ぎませんでした。しかし今、AIは肉体(ロボティクス)を持ち、3次元の現実世界で自律的に行動するフェーズへと突入しています。
高性能モーター、駆動装置、センサー、高密度バッテリー。これらのハードウェアがソフトウェアと融合し、人間と同じ空間で作業を行うAIが社会に実装されようとしています。この「フィジカルAI元年」とも呼ぶべき変革期において、日本が持つサプライチェーンの要衝と産業用ロボットのノウハウは、世界に対して強烈なアドバンテージとなるはずです。この需給の巨大な歪みを、一介の「端くれ投資家」として丁寧に見極めていきたいと考えています。
この巨大な潮流の最前線、いわば「本尊」として鎮座するのが、我が保有銘柄であるソフトバンクグループ(SBG)です。孫正義会長が「次のフロンティアはフィジカルAIである」と明言し、スイスの重電大手ABBのロボット事業を約8,000億円で買収した意味は、想像以上に重いものです。人工超知能(ASI)とロボティクスを融合させ、画期的な進化を実現するという彼の構想は、もはや単なる投資の域を超えています。
米エヌビディアとの戦略的提携も含め、SBGが狙っているのは、数十兆円規模に膨れ上がるであろう「AIエージェント」市場のプラットフォームそのものです。知能(ARM/NVIDIA)と肉体(ABB/ロボティクス)が結合したとき、何が起きるのでしょうか。15年超の投資人生で培った直感が、これは一過性の流行ではなく、相場の構造そのものが変わる大きな節目であることを告げているように感じます。目先のスピード調整は当然あるでしょうが、この「軌跡」の先にある2,000万への到達には、こうした本質的なテーマへの理解を深めることが不可欠です。
どれほど華やかな「高市トレード」や「AI相場」が躍ろうとも、私のやるべきことは一つです。市場の熱狂に安易に乗るのではなく、冷徹に「需給の歪み」を突くことだけを考えます。SBGという巨大な船に乗っていても、舵を握るのは自分自身の規律です。感情に流された場当たり的な売買を繰り返していては、1,600万という現在地すら守ることはできません。2,000万への航海は、こうした時代の変曲点をいかに冷静に通り抜けるかにかかっています。
明日からまた、1円単位の攻防が始まります。ヘッドウォータースやマクニカ、ハーモニックといったフィジカルAI関連銘柄が波状的に買われる中で、自らのポートフォリオをどう守り、どう伸ばしていくのか。飾られた成功物語ではない、泥臭い「軌跡」をこれからも更新し続けていきます。自分自身の決めた規律を貫く投資家のみが、2,000万という聖域に辿り着けるのだと信じています。