- 日経1,237円安——そして三井海洋開発に撃沈された日
- 今日の保有銘柄|評価損益ランキング(累計)
- 前日比|今日の損益変動
- 銘柄別の個別分析
- 保有外で怖い動き——任天堂・ソフトバンクG・キオクシア
- 今夜21時半——米5月CPIと、日銀利上げ観測の行方
日経1,237円安——そして三井海洋開発に撃沈された日
今日はやられました。一言でいえば、三井海洋開発に殺られた日です。
日経平均は前場から軟調な展開が続き、後場に入ると下げ幅が一段と拡大。14時19分には1,683円安の63,733円という安値をつけました。最終的には1,237円安の64,179円で取引を終え、反落となりました。前日の米国市場でハイテク株が崩れ、中東情勢の不透明感が重なった格好です。
端くれ投資家のポートフォリオはといえば——評価損益合計は-143,600円(-1.89%)。昨日の-53,100円から一気に悪化しました。三井海洋開発が前日比-101,800円(-5.03%)という、とんでもない数字でやってくれました。守護神が今日は刺客になりました。
今日の保有銘柄|評価損益ランキング(累計)
評価損益合計:-143,600円(-1.89%)
SBI証券の画面(参考)
前日比|今日の損益変動
銘柄別の個別分析
三井海洋開発(6269)——守護神が今日は刺客に転じた
昨日まで累計+51,200円でポートフォリオの屋台骨を担っていた三井海洋開発が、今日の前日比で-101,800円(-5.03%)という壊滅的な下落を記録しました。累計損益は-50,600円(-2.57%)とプラスからマイナスに転落。昨日の含み益がまるごと吹き飛んだどころか、赤字に突っ込む形となりました。全体相場のハイテク株安の余波が資源・海洋開発セクターにも波及したのか、原油先物の動向が嫌気されたのか——いずれにせよ、これほどの急落は、心臓に悪い。それでも、すぐに損切りするほどの絶望的な水準ではなく、冷静に状況を見極めます。
KDDI(9433)——今日も揺るがない、唯一の光
前日比+12,400円(+1.14%)と、荒れた相場の中でしっかりプラスを刻みました。累計でも+39,200円(+3.69%)と、今やポートフォリオで唯一の大きな含み益銘柄です。三井海洋がマイナスに転じた今、KDDIがポートフォリオの孤独な守護神になりました。ディフェンシブ銘柄の底力を、改めて感じる一日でした。
JR東海(9022)——累計プラス維持、細くても光はある
前日比+13,200円(+1.27%)と今日も上昇が続き、累計では+4,800円(+0.46%)とプラス圏を維持しています。大きな数字ではありませんが、着実な回復の証です。リニア中央新幹線の進展など中長期の材料もあり、焦らず保有を続けます。
東京電力HD(9501)・日本精工(6471)——ダブルパンチで痛い
東京電力HDは前日比-7,000円(-1.35%)、累計では-45,800円(-8.21%)と最大損失銘柄のひとつに。原発関連への逆風か、電力セクター全体の重さか——いずれにしても、買いのタイミングについては引き続き自問自答が続きます。日本精工は前日比-19,800円(-4.31%)と今日最大の前日比下落率を記録。累計-46,800円(-9.61%)は、ポートフォリオの中でも特に重い含み損です。製造業・自動車部品セクターへの逆風が直撃した格好で、回復まではまだ時間がかかりそうです。
NTT(9432)・中部電力(9502)・トヨタ自動車(7203)——健闘も、累計は重い
NTTは前日比+11,500円(+1.57%)と5,000株の底力を見せてくれました。ただ累計は-10,000円(-1.32%)とまだマイナス圏。中部電力も前日比+4,200円と小幅回復しましたが、累計-26,000円(-2.30%)はまだ水面下です。トヨタ自動車は前日比-3,200円(-0.57%)と小幅マイナス。累計-8,400円(-1.47%)と、3銘柄ともじわじわと回復を待つ状態が続いています。
保有外で怖い動き——任天堂・ソフトバンクG・キオクシア
今日、保有はしていないものの、気になる動きがいくつかありました。
任天堂(7974)は-523円(-6.75%)の大幅安。前日に「Nintendo Direct 2026.6.9」が公開されたものの、期待感が後退して売りが膨らんだようです。良いコンテンツを発表しても「材料出尽くし」で叩かれる。株式市場の残酷さを改めて感じます。ソフトバンクG(9984)は-587円(-8.32%)と一段安。アームをはじめとするハイテク株全体の下落が直撃し、信用買い残の高水準も重荷になっているようです。キオクシアHD(285A)も-5,950円(-7.78%)と急落。AI・半導体関連への売りが止まりません。
これらを保有していなかったのは結果的に正解でしたが、市場全体がこれだけ崩れると、何を持っていても安心できないのが正直なところです。
今夜21時半——米5月CPIと、日銀利上げ観測の行方
今夜、日本時間21時30分に米国の5月分CPI(消費者物価指数)が発表されます。市場予想ではヘッドラインCPIが前年比4.2%前後と、前回4月の3.8%から上昇が見込まれています。先週末の強い雇用統計を受けてFRBの利下げ期待が後退した局面で、もし物価の上振れが確認された場合、次の一手が「利上げ」という可能性も浮上してきます。
加えて、来週15・16日には日銀の金融政策決定会合が控えています。報道では政策金利を0.75%から1.0%程度へ引き上げる公算が大きいとされており、実現すれば1995年9月以来、約31年ぶりの高水準となります。住宅ローン・預金金利・企業の借入コストへの波及も避けられません。それだけのニュースであるにもかかわらず、今日のドル円は160円台とほぼ動かず。既に織り込み済みなのか、市場が半信半疑なのか——この為替の静けさが、かえって不気味に感じます。
今夜21時30分のCPI発表後の米国市場の反応と、翌朝の日経先物の動きから目が離せません。
守護神よ、あんたまでそっちに行くのか
三井海洋開発には感謝していました。ここ最近、ずっとポートフォリオを支え続けてくれていた存在です。それが今日、前日比-101,800円という凶器を持って戻ってきた。守護神が刺客に変わる瞬間——これが株式投資の怖さです。品よく言えば「想定外の変動」。正直に言えば、単純にやられました。
全体相場も1,237円安と大幅反落。ハイテク株安、中東情勢の悪化懸念——まあ、理由はいくらでもつけられます。でも市場というのは、理由を先に作って後から値動きをつける場合もある。「なぜ下がったのか」を調べるより、「これだけ下がったなら、次はどう動くか」を考える方が有意義です。
今夜21時30分、CPIの数字が出ます。これが波乱を呼ぶか、あるいは市場の不安を和らげるか。端くれ投資家としては、どちらに転んでも冷静に対処できるよう、静かに準備します。航海図を広げて、嵐の先を見据えます。
